手向かい
てむかい異読 たむかい
名詞動詞-サ変動詞-自動詞
標準
resistance
文例 · 用例
出ろッ、出ろッ」 さぞや死にもの狂いに手向かいするだろうと察して、景気をあおりながら伝六が用心しつつおどり込んでみると、これがふるえているのです。
— 献上博多人形 『右門捕物帖』 青空文庫
「あんまり腹がたちましたゆえ、ついカッとなりまして、前後も知らずにだいそれたまねをいたしましたが、もうお手向かいはいたしませぬゆえ、どうぞだんなさまも、わたしの姉をお返しくださりませ。
— 曲芸三人娘 『右門捕物帖』 青空文庫
剣術のことはよくあっしゃ知らねえが、生きている相手ならともかく、手向かいもなんにもしねえ死人の胴を、なにもわざわざ左から切るこたあねえからね。
— 村正騒動 『右門捕物帖』 青空文庫
」 力のかぎり手向かいながら、必死と名人に助だちを求めましたが、しかし名人はにやにやと薄笑いしたままで、敬四郎が伝六を突き飛ばしながら、疑問の女すらも奪いとって引っ立てていったのを、いっこうに驚くけしきも見せず、ゆうぜんと見ながめていたので、伝六が当然のごとくに爆発させました。
— 妻恋坂の怪 『右門捕物帖』 青空文庫
強いて手向かいすれば斬ってしまえと、父からかねて云い付けられているので、長三郎は一寸も退かなかった。
— 白蝶怪 『半七捕物帳』 青空文庫
手向かいするのをおさえて、だんだん詮議いたしますと、深川海辺河岸の万華寺の納所あがりで、良住という者でございました。
— 歩兵の髪切り 『半七捕物帳』 青空文庫
それにいったんこうして敵を退けたところで、朝敵になっていつまでも手向かいがしつづけられるものではない。
— 楠山正雄 『鎮西八郎』 青空文庫
他人より侮辱をうけ、カッとなりてこれに手向かいするは、一見極めて勇ましく思われ、第三者より見てにぎやかにおもしろく、見物としては誂え向きである。
— 新渡戸稲造 『自警録』 青空文庫
作例 · 標準
警官に手向かいする者は、直ちに逮捕されるだろう。
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敵の手向かいを予測し、周到な作戦を立てた。
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どんな困難にも手向かいせず、彼は諦めずに挑み続けた。
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