三角帽子
さんかくぼうし
名詞
標準
three-cornered hat
文例 · 用例
はやしのなかにふる霧は、 蟻のお手玉、三角帽子の、一寸法師のちいさなけまり」 霧がトントンはね踊りました。
— 宮沢賢治 『虹の絵具皿』 青空文庫
」雪狼のうしろから白熊の毛皮の三角帽子をあみだにかぶり、顔を苹果のやうにかがやかしながら、雪童子がゆつくり歩いて来ました。
— 宮沢賢治 『水仙月の四日』 青空文庫
三人とも丈は二呎で頭に三角帽子を被つてゐる。
— THE DEVIL IN THE BELFRY 『十三時』 青空文庫
そういった歴史以前の地質生成の経過を語るものは、アペニン山系で、それは長靴半島を北から南へ貫き、メシナの海峡をくぐり、三角帽子の東と北の縁を縫って海の中へもぐり込んでいる。
— 野上豊一郎 『エトナ』 青空文庫
このとき、尖のとがった縁反りの三角帽子をかぶった心得顔の尊大な老紳士が、肘でひとびとを左右に押しわけ、群衆のあいだを縫ってきて、ヴァン・ウィンクルの前に立ちはだかった。
— ディードリッヒ・ニッカボッカーの遺稿 『リップ・ヴァン・ウィンクル』 青空文庫
彼が当惑しきっていると、くだんの三角帽子の男が、おまえはいったいだれなのか、名はなんというのか、と訊いた。
— ディードリッヒ・ニッカボッカーの遺稿 『リップ・ヴァン・ウィンクル』 青空文庫
この言葉を耳にしただけで、あの三角帽子の尊大な男は、いささかあわててその場をひきさがった。
— ディードリッヒ・ニッカボッカーの遺稿 『リップ・ヴァン・ウィンクル』 青空文庫
三角帽子をかぶった尊大な男は、もう危険がないとなると、またこの戦場にもどってきていたが、口をへの字にむすび、首を振った。
— ディードリッヒ・ニッカボッカーの遺稿 『リップ・ヴァン・ウィンクル』 青空文庫
作例 · 標準
お祭りのパレードで、カラフルな三角帽子を被った子供たちが楽しそうに歩いていた。
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この衣装には、尖った三角帽子がよく似合うだろう。
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誕生日の主役が、一番大きな三角帽子を被って登場した。
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ウィキペディア
三角帽子(さんかくぼうし、Tricorne)は、18世紀にヨーロッパやアメリカで流行した帽子である。最盛期には、軍人のみならず、民間人もかぶっていた。両脇と後ろを折り返してあるため、上から見ると三角形に見え「3つの」を意味するtriをつけて、トリコーン(トリコーヌ)と呼ばれるようになった。女性も、馬に乗る際に用いた。
出典: 三角帽子 — ウィキペディア / CC BY-SA 4.0