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忸怩

じくじ
形容詞-たる副詞-と
1
標準
bashful
文例 · 用例
私が自ら生活して行く根柢を立派に有つてあゝ云ふ突飛なことをして迷惑を地主に与へると云ふことに就ては衷心忸怩たるものがないではないが私は自分の正しい文芸的労働の結果に其の生活の根柢を有して居る積りで居るし、地主を困らせる為めに行つた土地解放ではないから地主に同情はするが疚しい点はない。
有島武郎 狩太農場の解放 青空文庫
忸怩たり)では書生流です、御案内。
――其一幕―― 錦染滝白糸 青空文庫
」 的中星を指されて、自分は忸怩しながら、默ツて垂頭いてゐた。
三島霜川 水郷 青空文庫
内心|忸怩としながらかうやつてどぜうの骨をしやぶつてゐるときには、あの忠告した坊主がほんたうは自分も食ひ度いのだがそれが食へぬので、あんな嫌がらせをいつたので、それを押して食つて居る自分を嗅ぎつけたら、うらやましくなつて、何か化性にでもなつて現れて来るやうな気がした。
岡本かの子 上田秋成の晩年 青空文庫
いままで恋愛ではないと云つてゐた小布施と桂子の交情に、桂子が顧みていくらか忸怩としてゐたことは、男からの体臭的慰安だつた。
岡本かの子 花は勁し 青空文庫
日常|瑣々の事、猶且つ味はひ来れば無限の趣味あり、無限の秘密あり、無限の教訓ありて、我等をして思はず忸怩として無謀の行動を敢てせざらしむる者也。
石川啄木 閑天地 青空文庫
尾佐はいまどこで寂しい白日の酒を忸怩として飲んでいるであろうか。
岡本かの子 唇草 青空文庫
」 かの大序は、今にして忸怩の念を覚えしめるものであり、兎角序言で己れを語り過ぎるといふことは、世の好感を衷ひ易く、作歌そのものの吟味にさへ他の反撥を醸し易い。
北原白秋 文庫版『雀の卵』覚書 青空文庫
作例 · 標準
自分の不注意でチームに迷惑をかけ、忸怩たる思いでいっぱいだ。
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過去の失敗を思い出すたびに、彼は忸怩として言葉を濁した。
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かつての同僚たちが活躍する中、自分だけが立ち止まっていることに忸怩を感じる。
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忸怩(じくじ) — 幻辞.com