様顔
さまかお
名詞
標準
文例 · 用例
私闘は段合力して将門を討ち候へと、叔父|様顔の道理らしく説いた。
— 幸田露伴 『平将門』 青空文庫
殿様顔といってもいいほど目鼻立ちはととのっているが、口元にしまりがなく、何とはなしに下品に見える。
— 第四部 『次郎物語』 青空文庫
義母は兔につまゝられたやうな顏つきをして、自分は狼につまゝられたやうに顏をして(多分他から見ると其樣顏であつたらうと思ふ)『やれ/\』とも『先づ/\』とも何とも言はず女中のすゝめる椅子に腰を下した。
— 国木田独歩 『湯ヶ原ゆき』 青空文庫