私設秘書
しせつひしょ
名詞
標準
private secretary
文例 · 用例
山内竜平は東部の大学で法学士の学位をとると、安宅公使の私設秘書の資格でジュネーヴの国際連盟事務局で働いていたが、日本が連盟を脱退したあと、国際赤十字へ転属してアメリカへ帰り、ワシントン支部の仕事をしているうちに孝助の娘の千鶴子と結婚した。
— 久生十蘭 『ノア』 青空文庫
西園寺侯の私設秘書みたいなこともしたが、初め自分であんなに文才のあることを悟らないで、代議士に出る気をもっていたらしいのである。
— 柳田国男 『故郷七十年』 青空文庫
大正六年、私が香港に行った時、そこのイギリス総督の私設秘書をしている人で、ポンソンビ・フェーン・リチャードという大変な日本通の人がおった。
— 柳田国男 『故郷七十年』 青空文庫
モンタギュ・ゴーシ卿の私設秘書だと称してるが、文盲だぜ。
— The Golden Rose 『黄金薔薇』 青空文庫
来客中に、謙虚な私設秘書と、偉大なモンタギュ・ゴーシ卿がお芝居をしている時は大いに結構だが、素の時は我慢ならねえ、分かったか」「一時間前に帰宅すると約束したぞ」「ああ、約束したが、心変わりした。
— The Golden Rose 『黄金薔薇』 青空文庫
もう一人の男はモンタギュ卿の私設秘書です。
— The Golden Rose 『黄金薔薇』 青空文庫
私設秘書のマーシもです。
— The Golden Rose 『黄金薔薇』 青空文庫
『一大競馬詐欺容疑』『コプリ氏、フォスタ氏、逮捕』『今日の午後遅く、有名な資本家レイモンド・コプリ氏と私設秘書フォスタ氏がロンドンで逮捕、容疑は競馬詐欺、最近ポストクラブで起こった事件に絡むもの。
— HARD PRESSED 『本命馬』 青空文庫