経箱
きょうばこ
名詞
標準
文例 · 用例
それでも仏像、経箱、経巻の包みなどのりっぱさは極楽も想像されるばかりである。
— 若菜(上) 『源氏物語』 青空文庫
また三世勝三郎の蓮生院が三年忌には経箱六個経本|入男女名取中、十三年忌には袈裟一領家元、天蓋一箇男女名取中の寄附があった。
— 森鴎外 『渋江抽斎』 青空文庫
あるいは漆器の経机や経箱、過去帳、または応量器だとか香炉台だとか、あるいはまた過去帳台とか位牌だとかに、しばしば優れた形や塗のものに廻り会います。
— 柳宗悦 『手仕事の日本』 青空文庫
そしてもう半年も前から精進していた他の数巻とあわせて経箱へおさめ、また自身、廊の端の掛樋へ行って、課業のすんだ硯の墨を洗っていた。
— 筑紫帖 『私本太平記』 青空文庫