独探
どくたん
名詞
標準
German spy
文例 · 用例
それには英国側の観測が重要であるから、在英|独探中にはこの方の係りも必ずあるだろうと想像される。
— 寺田寅彦 『戦争と気象学』 青空文庫
その一刹那バアンス氏の頭には、「奴さん、てつきり独探だな。
— 大正五(一九一六)年 『茶話』 青空文庫
確かにあの男は独探ですよ」 と言いながら自分の鼻の側へ人差指を宛行って見せた。
— 島崎藤村 『新生』 青空文庫
疑心に駆られたこの仏蘭西の女は自分の下宿の客ばかりでなく、町を徘徊した白痴の婦人までも独探にしてしまった。
— 島崎藤村 『新生』 青空文庫
その時に独逸人らしい鷲鼻の篤実そうな男が片言まじりの日本語で説教をしていたが、その男が十年後の今日になって戦争で引き上げた後を調査したら、独探だった事が判明したので一時大騒ぎになって、その男の顔が大きな写真になって新聞に出た事がある。
— 夢野久作 『暗黒公使』 青空文庫
やはりこの家は独探の家だったのだな……と思った。
— 夢野久作 『暗黒公使』 青空文庫
独探のケンギを受けて、大正五年だかに国外退去を命じられたといふ。
— 坂口安吾 『二十七歳』 青空文庫
独探のケンギを受けて、大正五年だかに国外退去を命じられたという。
— 坂口安吾 『二十七歳』 青空文庫
作例 · 標準
第二次世界大戦中、多くの独探が各国で暗躍していたという。
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その映画は、冷戦時代の独探の活躍を描いている。
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敵国に潜入した独探は、極秘情報を本国へ送っていた。
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