図取り
ずどり
名詞動詞-サ変動詞-他動詞
標準
sketching
文例 · 用例
「就いてはもう一つ伺いたいことがありますが、近頃ここへ来てこの絵馬の図取りでもしていた者をお見掛けになりませんでしたろうか」「成程そう云えば、去年の十月か十一月頃のことでした」と、若い僧の一人が答えた。
— 正雪の絵馬 『半七捕物帳』 青空文庫
彼の道具箱から、わたしはムカデ凧の図取りを見つけ出した。
— 牧野信一 『山峡の凧』 青空文庫
絵は仲々器用で、絵具の配合なども大胆に見えたが、文字は自分の名前も書けなかつたくらゐであつたから、何の図取りにも説明がついてゐないのである。
— 牧野信一 『山峡の凧』 青空文庫
アトリヱの床隅の座蒲団に胡坐をかいて、岡は木兎の図取りにとりかゝつてゐた。
— 牧野信一 『心象風景(続篇)』 青空文庫
しかし、何かおぼろげにその図取りがあることはわかっている。
— 宮本百合子 『働く婦人の新しい年』 青空文庫
11 私は「第二の悲劇」という章で、このピヤノの部屋の図取りを読者に御紹介しておいたのであるが、もう一度記憶をあらたにする為にはつきり云つておく。
— 浜尾四郎 『殺人鬼』 青空文庫
が、それはいつも平面的な図取りとして、朝子の心に映って来るばかりであった。
— 宮本百合子 『広場』 青空文庫
図取りの全部が見えている。
— 宮本百合子 『広場』 青空文庫
作例 · 標準
設計図を作成する前に、まずは現地の建物の位置関係を大まかに図取りする。
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「この風景、いい構図だね。ちょっと手帳に図取りしておこうか」
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彼は手際よくキャンバスに図取りを済ませると、すぐに絵具を塗り始めた。
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