善戦
ぜんせん
名詞動詞-サ変動詞-自動詞頻度ランク #31227 · 青空 48 例
標準
fighting a good fight
文例 · 用例
諸将の中に於て年最も少しと雖も、善戦有功、もとより人の敬服するところとなれるもの、身の長八尺、年三十五、雄毅開豁、孝友|敦厚の人たり。
— 幸田露伴 『運命』 青空文庫
軍敗れたりとはいえ、その善戦のあとはまさに天下に顕彰するに足る。
— 中島敦 『李陵』 青空文庫
数代の単于に従って漢と戦ってはきたが、まだ李陵ほどの手強い敵に遭ったことはないと正直に語り、陵の祖父|李広の名を引合いに出して陵の善戦を讃めた。
— 中島敦 『李陵』 青空文庫
この様に信長の将士は善戦して居るのだが、何分にも今川勢は大勢であるから正攻の戦では大局既に信長に不利である。
— 菊池寛 『桶狭間合戦』 青空文庫
人々は国家の中にいるときにはときとして国家を忘れるが、国家の危機に際しては、これを滅ぼすものと善戦すべきことを教えて来た伝統の心理を感じる。
— 横光利一 『スフィンクス(覚書)』 青空文庫
仮りに不幸とか幸福とか云う云いかたに従って現代を見れば、世界のありようとして、私たち誰もの生活に波瀾は避けがたく、もし現代の若い女性がスポーツの精神を理解すると云うならば、人生におけるフェア・プレイの美と、善戦とはいかなるものかという、それら交々の悲喜や勇気などこそ、多くのものを語っていると思う。
— 宮本百合子 『フェア・プレイの悲喜』 青空文庫
あるとき、心ならずものわかりよさに敗けたとして、私たちはやはり明瞭に自分をごまかさずその敗北を認め、その中での努力をおしまず、善戦をつづけている人々への喝采と励しとその功績を評価するにやぶさかでない精神をもたなければならない。
— 宮本百合子 『ものわかりよさ』 青空文庫
しかしポーランド人民は、ウクライナの農民が善戦したとおりに雄々しくたたかって、ナチスをうち破った。
— 宮本百合子 『キュリー夫人』 青空文庫
作例 · 標準
惜しくも敗れたが、格上の相手に対して最後まで善戦した選手たちを称えたい。
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弱小チームながら、優勝候補を相手に善戦し、会場からは大きな拍手が送られた。
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選挙戦では予想以上の善戦を見せたが、当選ラインにはわずかに届かなかった。
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