王手飛車
おうてびしゃ
名詞
標準
forking the rook while checking the king
文例 · 用例
北支の原野に乗り出したものの、相対する敵、歩を突いて来んもんじゃから、マが持てんそこで連日演習である、専ら童心にかえッて戦争ごッこをやッている王手飛車があろうと桂馬のフンドシがあろうと端歩は動かんモノである。
— 附・戦線便り 『陣中日誌(遺稿)』 青空文庫
王手飛車があろうと桂馬のフンドシがあろうとハシ【歩】は依然(荒井良平 宛) (二) としてハシ【歩】である。
— 附・戦線便り 『陣中日誌(遺稿)』 青空文庫
黙山坊が屋敷はよく存じているはずじゃから、くれぐれもいたわって、いっしょに参れ」 言いおくと、右門はひょうたんから飛び出した駒が案外にも王手飛車取りに使えることになりましたものでしたから、万事は明日を期して、まず八丁堀へ引き揚げることといたしました。
— 耳のない浪人 『右門捕物帖』 青空文庫
王手飛車取りってえいうようなやつがね」「…………」「あっしが下手人でござんす。
— 死人ぶろ 『右門捕物帖』 青空文庫
伝六に罪をぬりつけるつもりですかい」「うるさいな、王手飛車取りの珍手をくふうしろといったから、注文どおりやったのじゃねえか。
— 死人ぶろ 『右門捕物帖』 青空文庫
わかったかい」「なるほど、王手飛車取りにちげえねえや。
— 死人ぶろ 『右門捕物帖』 青空文庫
いまや王手飛車とりの角を盤面に打ちこもうとしたエビス顔の辻村氏の頭の上に、将棋の駒がバラバラと降ってきた。
— 海野十三 『空襲警報』 青空文庫
僕は今夜は君に王手飛車をかけてみたのだが、どっちをくれる。
— 横光利一 『旅愁』 青空文庫
作例 · 標準
例句
ウィキペディア曖昧さ回避
王手飛車(おうてびしゃ) 将棋で、王手と同時に飛車取りの両取りをかけること。王手飛車取り。王手#王手○取りを参照。 麻雀の聴牌の形の一種。完全先付け#解釈が分かれる和了を参照。 1956年にフランスで製作された短編映画。王手飛車取り (映画)を参照。
出典: 王手飛車 — ウィキペディア / CC BY-SA 4.0