あまりと言えば
あまりといえば
表現
標準
excessively
文例 · 用例
あまりと言えば、あまりの歯の浮くような見え透いたお世辞ゆえ、客はたすからぬ気持で、「わかった、わかった。
— 太宰治 『新釈諸国噺』 青空文庫
春彦 その気質を知ればこそ、日ごろ堪忍していれど、あまりと言えば詞が過ぐる。
— 岡本綺堂 『修禅寺物語』 青空文庫
(親鸞を押す)慈円 あまりと言えば失礼な――良寛 お師匠様に手を掛けたな。
— 倉田百三 『出家とその弟子』 青空文庫
それではさっきから闇の中で黙って頭の君は私の影を御覧になっていたのかと驚いて、私はあまりと言えばあまりな頭の君を「まあ、お人の悪い。
— 堀辰雄 『ほととぎす』 青空文庫
二 お銀様がこの夜中に家を脱け出したのは、あまりと言えば無謀です。
— お銀様の巻 『大菩薩峠』 青空文庫
昨夜、酔っぱらって、とりみだして、あまりと言えば、あまりの醜体です。
— 坂口安吾 『街はふるさと』 青空文庫
落第だよ、こりゃみんな」 自分で自分をあやすことのできない、あまりと言えばこのだらしのなさ。
— 正岡容 『寄席』 青空文庫
ほかのことで部落民が助かるなら、おれは、武士の誇りも捨てて、開城しようかとも思ったが、あまりと言えばあまりの条件だ。
— ――市川猿之助氏のために―― 『若き日の成吉思汗』 青空文庫
作例 · 標準
あまりと言えば、辛い思い出が蘇る。
その言葉を聞くと「あまりと言えば」と返される。
会話の中で「あまりと言えば」がよく使われる。
その話題に触れると「あまりと言えば」と前置きされる。