出る前
でるまえ
表現名詞
標準
before going out
文例 · 用例
そんな役であってもやはり舞台へ出る前には何遍も鏡を見て緊張し、すうと十秒くらいの間に舞台を通り抜けてしまうとはじめてほっとして「試験」のすんだのどかさを味わうであろう。
— 寺田寅彦 『初冬の日記から』 青空文庫
旅行のいちばん好いのは、旅に出る前の氣分にある。
— 萩原朔太郎 『大船驛で』 青空文庫
新聞は今朝出る前に讀み盡して了つたし、本を讀む元氣もなし、眠くもなし、喋舌る對手もなし、あくびも出ないし、さて斯うなると空々然、漠々然何時か義母の氣が自分に乘り移つて血の流動が次第々々にのろくなつて行くやうな氣がした。
— 国木田独歩 『湯ヶ原ゆき』 青空文庫
」 あくる朝、父は山仕事に出る前に、「今日は、もう仕事に行け!
— 黒島傳治 『まかないの棒』 青空文庫
会などに出る前夜には、私は、この着物を畳んで蒲団の下に敷いて寝るのである。
— 太宰治 『服装に就いて』 青空文庫
「今日出る前に上に並んだ炭に一々|符号を附けて置いたので御座います。
— 国木田独歩 『竹の木戸』 青空文庫
実際、東のそらは、お「キレ」さまの出る前に、琥珀色のビールで一杯になるのでした。
— 宮沢賢治 『ペンネンネンネンネン・ネネムの伝記』 青空文庫
「――某が屋敷に、当年はじめて、何とも知れぬくさびらが生えた――ひたもの取って捨つれども、夜の間には生え生え、幾たび取ってもまたもとのごとく生ゆる、かような不思議なことはござらぬ――」 鷺玄庵、シテの出る前に、この話の必要上、一樹――本名、幹次郎さんの、その妻恋坂の時分の事を言わねばならぬ。
— 泉鏡花 『木の子説法』 青空文庫
作例 · 標準
家を出る前に、忘れ物がないか必ず確認する。
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出る前に雨が降っていないか窓から外を見た。
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出る前には、カギと財布と携帯電話をチェックするのが習慣だ。
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