黒酢
くろず
名詞
標準
black vinegar, usu. produced from unpolished rice
文例 · 用例
田舎のあぜみちに坐つてゐると、おほなみのやうな土壌の重みが、わたしの心をくらくする、土壌のくさつたにほひが私の皮膚をくろずませる、冬枯れのさびしい自然が私の生活をくるしくする。
— 萩原朔太郎 『月に吠える』 青空文庫
榛名富士その絶頂を光らしめとがれる松を光らしめ峰に粉雪けぶる日も松に花鳥をつけしめよふるさとの山|遠遠にくろずむごとく凍る日に天景をさへぬきんでて利根川の上に光らしめ祈るがごとく光らしめ。
— 萩原朔太郎 『蝶を夢む』 青空文庫
空は煤煙でくろずみ、街の兩側には、無限の煉瓦の工場が竝んでゐた。
— 萩原朔太郎 『散文詩・詩的散文』 青空文庫
空は煤煙でくろずみ、街の両側には、無限の煉瓦の工場が並んでゐた。
— 萩原朔太郎 『散文詩集『田舎の時計 他十二篇』』 青空文庫
打水した庭にくろずんだ鞍馬石が配置よく置き据えられ、それには楚々とした若竹が、一々、植え添えてあります。
— 岡本かの子 『茶屋知らず物語』 青空文庫
ああ、日の暮、寒靄に人ゆき消え、立木くろずみ、公園の辻、ポスト赤し。
— 北原白秋 『第二海豹と雲』 青空文庫
青く澄みわたつた月あかりの空の下に、古風な芝居の書割のやうに屋根がくろずんで見え、明るい窓が大きな行灯のやうに更けてゆく夜気の中にひかつてゐた。
— 牧野信一 『茜蜻蛉』 青空文庫
年来生活の活々した流れや笑を失った家と庭にはどこやらあらそえない沈滞が不健康にくろずみ澱んでいる。
— 宮本百合子 『牡丹』 青空文庫
作例 · 標準
酢豚に使うのは、まろやかな風味の黒酢が欠かせない。
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「このドレッシング、美味しいね!」と友人が言った。黒酢をベースにした本格的な味だ。
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健康のために、毎朝一杯の黒酢ドリンクを飲んでいる人もいる。
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標準
charred kelp or shiitake mushrooms ground and mixed with vinegar, used to dress raw fish and vegetables
作例 · 標準
この地域独特の黒酢は、魚の臭みを消し、旨味を引き出すのに使われる。
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「え、このタレ、何が入ってるの?」と料理人が尋ねた。それは、昆布と椎茸を混ぜた珍しい黒酢だった。
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伝統的な日本料理では、刺身の薬味として黒酢が用いられることがある。
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