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ムクと

ムクと異読 むくと・むくっと・ムクッと・ムクっと・むっくと
副詞
1
標準
abruptly (rising)
文例 · 用例
ところが、やがて五六ヶ月経って秋の収穫期になると、後家さんの下ッ腹が約束の通りにムクムクとセリ出して来たのでドエライ評判になった。
夢野久作 いなか、の、じけん 青空文庫
その中の翡翠色の羽根布団を押除けて一つの驚くべき幻影がムクと起上った。
夢野久作 冥土行進曲 青空文庫
八代、武谷両聖人が今更のように眼をパチクリして湊屋の顔を凝視しているところへ、鼾を掻き止めた令兄杉山茂丸氏がムクムクと起上って、赤い眼をコスリコスリ、「ハハア。
夢野久作 近世快人伝 青空文庫
能の進行中、すこし気に入らぬ事があると楽屋に端座している翁は眼を据えて、唇を一文字に閉じた怖い顔になりながらムクムクと立上って、鏡の間に来る。
夢野久作 梅津只圓翁伝 青空文庫
その底をくぐって進んで行く鋏の律動につれてムクムクと動いていた。
寺田寅彦 芝刈り 青空文庫
彼はチエンロッカーについて悲惨な物語を聞いていたが、それは、いつでも彼がチエンロッカーへはいる場合に、彼の記憶の中から、ムクムクと起き上がって来ては、彼を脅すのであった。
葉山嘉樹 海に生くる人々 青空文庫
大潮がムクムクと押し進み来て、汪々とさし進んで、見る見るうちに洲を呑んで渚を侵し、見渡す沖の方は中高に張り膨らんで、防ぎ止めることの出来ない勢いで押し寄せて来る状は、実に張る気の相である。
幸田露伴 努力論(現代訳) 青空文庫
しかし、その下から、ムクムクと恐しい考えが浮上って来る。
大阪圭吉 香水紳士 青空文庫
作例 · 標準
突然、彼はソファからムクと立ち上がった。
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部屋の隅で寝ていた猫が、ムクと顔を上げてこちらを見た。
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会議中に眠っていた上司が、急にムクと目を覚ました。
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2
標準
slowly (rising)
作例 · 標準
朝、ベッドからムクと起き上がるのがいつも億劫だ。
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煙がゆっくりとムクムクと立ち昇っていく。
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熱湯に入れると、お餅がムクと膨らみ始めた。
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