熱め
あつめ
名詞-の形容詞形容動詞名詞頻度ランク #30696 · 青空 6 例
標準
relatively hot
文例 · 用例
さっきのように苦しくなって来ると私はいつでも湯を熱めにして浴ってから、お酒を飲み過ぎるくらい飲んで寝るんですの。
— 有島武郎 『或る女』 青空文庫
倉地の浴したあとで、熱めな塩湯にゆっくり浸ったのでようやく人心地がついて戻って来た時には、素早い女中の働きで酒肴がととのえられていた。
— 有島武郎 『或る女』 青空文庫
そのためか、暁子の容姿からは女らしさが失せていて、眼は落ち窪み、鼻翼には硬い肉がついて、何かしら、冷酷な感情と狂熱めいた怖しさを覚えるのだった。
— 小栗虫太郎 『オフェリヤ殺し』 青空文庫
虎の門出の、ハイカラーで金があって、即興的情熱めいたものがあって不良的チャーミングさ。
— 一九二六年(大正十五年・昭和元年) 『日記』 青空文庫
」と言いながらぼうし屋は、熱めのお茶を相手の鼻にかけてね。
— ALICE IN WONDERLAND 『アリスはふしぎの国で』 青空文庫
嫂が微笑しながら流しのほうへ入って来た、「熱かったらうめさせましょう」「ちょうどいいです」「そう」 と云って足を止めたが「まあ、正三さん、良い躰だこと、肩なんか兄さんそっくりねえ」 嫂の声に思いがけぬ艶の籠っているのを知って、正三は蹠まで赭くなるような気持を感じながら、熱めの湯槽の中へ身を沈めた。
— 山本周五郎 『豹』 青空文庫
見ると、もうじつに、金剛石や草の露やあらゆる立派さをあつめたやうな、きらびやかな銀河の河床の上を水は声もなくかたちもなく流れ、その流れのまん中に、ぼうっと青白く後光の射した一つの島が見えるのでした。
— 宮沢賢治 『銀河鉄道の夜』 青空文庫
みんなもそこで、頭をあつめて聞いている。
— 宮沢賢治 『さいかち淵』 青空文庫
作例 · 標準
「冬の夜は、少し熱めのお湯にゆっくり浸かって、冷え切った体を芯から温めるのが一番の楽しみだ」
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「『このお茶、かなり熱めだから気をつけて飲んでね』と母が湯呑みを差し出した」
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通っている銭湯の薬湯は、江戸っ子好みのかなり熱めな温度に設定されており、慣れるまでは足を入れるのにも勇気がいる。
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天ぷらをサクッと揚げるには、油の温度を中温より少し熱めにしてから、手早く具材を投入するのがコツだ。
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