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名詞
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標準
文例 · 用例
かような事実を知っておくことが、古典研究の上にどんな効果をらすかということを、もう時間が参りましたけれども、少しばかり述べてみたいと思います。
橋本進吉 古代国語の音韻に就いて 青空文庫
永井荷風が『歓楽』のうちで「得ようとして、得た後の女ほど情無いものはない」といっているのは、異性の双方において活躍していた媚態の自己消滅によってらされた「倦怠、絶望、嫌悪」の情を意味しているに相違ない。
九鬼周造 「いき」の構造 青空文庫
しかるに第二の徴表たる「意気地」は理想主義のした心の強味で、媚態の二元的可能性に一層の緊張と一層の持久力とを呈供し、可能性を可能性として終始せしめようとする。
九鬼周造 「いき」の構造 青空文庫
諺にあり「自然は既定の法則を踏まずして一の塵、一の芥をもさず」と。
中原中也 地上組織 青空文庫
自分の好きな作品を愛読するでもなく、これも読んどく必要がある式の勉強は、尠くも創造的な雰囲気をすものではないのである。
中原中也 よもやまの話 青空文庫
もし富士山の位置を、北アルプスに移し換えて、その痩削的の山容を改めたらば、あるいはどういう雪の結果をらしたか、予め知り難いのである。
小島烏水 高山の雪 青空文庫
地上に、「愛に依る民衆の結合」をさねばならぬ使命は、われ等労働者にのみ与へられたる特権であり、且は重い責任である。
葉山嘉樹 工場の窓より 青空文庫
○ 現世に極楽が来り、地上に天国がされるのは何時か。
葉山嘉樹 工場の窓より 青空文庫