褒めそやす
ほめそやす
動詞-五段-サ行動詞-他動詞
標準
to extol
文例 · 用例
方々も褒めておやりなされ、この高山も褒めてやるぞと、飛んだ陣屋の盛綱を気取って、扇をあげて褒めそやすと、ほかの連中も偉い偉いと扇をひらいて煽ぎ立てる。
— むらさき鯉 『半七捕物帳』 青空文庫
しかし、何しろ洋画はあちらが本場だから仕方がない」「学校の先生方も、基礎教育だけは日本でしろとずいぶん止められたんですが、どうにもこれ(かの女を指して)が置いて行けなかったんで」 すると老紳士は、好人物の顔を丸出しにして褒めそやすようにいった。
— 岡本かの子 『母子叙情』 青空文庫
「折角、人が心で何か純真に求めかけると、俗物共は寄って蝟って祭の踊子のように、傍から鉦や太鼓で囃し立てる、団扇で煽いで褒めそやす。
— 岡本かの子 『生々流転』 青空文庫
すると、母は寝ながら誂えものゝ来たのを食べて、嘉六をふり仰ぎ、「おまえさん、相変らず気前がいゝね」 と褒めそやすのでした。
— 岡本かの子 『生々流転』 青空文庫
今日の衆愚が盛んに褒めそやすところのものは、明日は烈しい非難となる始めである。
— 幸田露伴 『悦楽(現代訳)』 青空文庫
見事な最期じゃ」と、褒めそやす者さえあった。
— 菊池寛 『忠直卿行状記』 青空文庫
なにしろ芝居や講釈ではかたき討を盛に奨励していますし、世間でも褒めそやすのですから、やっぱり根切りというわけには行かないで、とき/″\には変った仇討も出て来ました。
— 岡本綺堂 『三浦老人昔話』 青空文庫
)さうしてそれが都は勿論、遠い陸奧から筑紫の果までも傳はつて、伏柴の加賀といへば日本に隱れのない才女、あつぱれの歌よみだと皆んなが褒めそやすに相違ございません。
— 岡本綺堂 『能因法師』 青空文庫
作例 · 標準
彼の功績を、人々はこぞって褒めそやした。
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些細なことでも褒めそやすのは、かえって不自然に聞こえる。
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彼の作品は一部の批評家に褒めそやされたが、一般的には理解されなかった。
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