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五月躑躅

さつきつつじ異読 サツキツツジ
名詞
1
標準
satsuki azalea (Rhododendron indicum)
文例 · 用例
小径の両側には、人間の背よりも高い笹藪がつづいていて、ところどころに小さな丘があり、そこには八手や五月躑躅が密生していて、隠れん坊にはこの上ない場所だったけれど、まるで谷間に下りたような気持のするところだった。
海野十三 恐怖の口笛 青空文庫
」 さて此処ぞと思う場所に出たことは出たけれど、そこには葉のよく繁った五月躑躅がムクムクと両側に生えているばかりで、小径はいたずらに白く続き、肝腎の人影はどこにも見当らなかった。
海野十三 恐怖の口笛 青空文庫
ここの繁み、かしこの繁みと探してゆくうちに、とうとう彼は一番こんもりと繁った五月躑躅の蔭に、悲しむべき目的物を探しあてたのだった。
海野十三 恐怖の口笛 青空文庫
五月躑躅の葉蔭に、学生服の少年が咽喉から胸許にかけ真紅な血を浴びて仰向けに仆れていた。
海野十三 恐怖の口笛 青空文庫
「すると勇君の説によると、はじめ五月躑躅の陰で恋人の少女と楽しく語っていた。
海野十三 恐怖の口笛 青空文庫
貴女は四郎と日比谷公園の五月躑躅の陰で会っていたのでしょう」「……」ジュリアは泣くのを停めた。
海野十三 恐怖の口笛 青空文庫
それで夕方になり、四郎さんと日比谷を散歩して、あの五月躑躅の陰でお話をしていたんですが、待たせてあった、あたしの自動車の警笛が聞えたので、ちょっと待っててネ、すぐ帰ってくるわといって四郎さんを残したまま、日比谷の東門の方へ行ったんですの。
海野十三 恐怖の口笛 青空文庫
そこで自動車を見つけたので、四郎さんも連れてゆくつもりで自動車で迎えにゆき、再び五月躑躅の陰へいってみると、四郎さんが殺されていたのですのよ。
海野十三 恐怖の口笛 青空文庫
作例 · 標準
初夏を彩る五月躑躅の花が、庭園を華やかに飾っている。
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この五月躑躅は、樹齢が百年を超えているという。
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五月躑躅の鮮やかなピンク色は、見ているだけで元気が出るね!」
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