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鞘当て

さやあて
名詞
1
標準
rivalry in love
文例 · 用例
引くに引かれぬ鞘当てから、日本全国を潜行する無量無辺の不正ダイナマイトを正面に廻わして、アアリャジャンジャンと斬結ぶ事になった。
夢野久作 爆弾太平記 青空文庫
ここに悲劇の発端が生じたのだが、長く良人と別れていた彼女も、性的な淋しさや何かから、病的にサミイへ近づいて行って、そこに、アン・ルロイとの間に恋の鞘当てが始まったのだ。
牧逸馬 アリゾナの女虎 青空文庫
すると誰か叔父の刀にぴしりと鞘当てをしかけた者があつた。
芥川龍之介 本所両国 青空文庫
すると誰か叔父の刀にぴしりと鞘当てをしかけた者があった。
芥川龍之介 本所両国 青空文庫
曰く“心臓盗難男の恋の鞘当て”曰く“奇賊烏啼も登場の今様四角恋愛合戦”また曰く“無心臓男の恋の栄冠”と。
烏啼天駆シリーズ・2 心臓盗難 青空文庫
さういふ場合はまゝあつたが、未来にどうといふ当のない身は磊落で鞘当ても起らない。
坂口安吾 決闘 青空文庫
ハッキリ情婦となつてしまへば却つて鞘当てはないのだけれども、相手が処女、清純楚々たるタヲヤメであるとやゝこしくなる。
坂口安吾 決闘 青空文庫
逃げた顛末は、私がよく存じておりますが、女同士の鞘当てというところがおかしいんで、両方でイガミ合っているうちに、肝腎の当人が、行方知れずになってしまったんでございますよ。
禹門三級の巻 大菩薩峠 青空文庫
作例 · 標準
二人の親友が同じ女性を巡って恋のライバルになった。
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彼らの間には、公然たる恋の鞘当てがあった。
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親友に恋の鞘当てを知られたくなかった。
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2
標準
quarrel over something trivial
作例 · 標準
リモコンを先に使うかで、くだらない鞘当てになった。
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些細な誤解を、意味のない鞘当てにしないで。
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彼らの口論は、ただの些細な鞘当てだったが、エスカレートした。
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3
標準
quarrel between two samurai due to an (accidental) clash of sheaths while crossing paths
作例 · 標準
江戸時代、武士同士がすれ違いざまに鞘が触れると、それが元で一触即発の鞘当てになることもあった。
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二人の侍は、道で偶然鞘がぶつかり、激しい鞘当てに発展した。
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もし慎重に避けなければ、些細な鞘の接触が命をかけた鞘当てを引き起こすだろう。
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