四更
しこう
名詞頻度ランク #41782 · 青空 0 例
標準
fourth watch of the night (approx. 1am to 3am)
文例 · 用例
時四更に至りて、姑の曰く、お前、おまけだね、勝つたが九目だけと。
— 泉鏡太郎 『唐模樣』 青空文庫
この家には妖怪があって、しばしば人を殺すと伝えられていたが、彼は平気で眠っていると、夜の四更(午前一時―三時)とおぼしき頃に、黄衣の人が現われて外から呼んだ。
— 捜神記(六朝) 『中国怪奇小説集』 青空文庫
四更(午前一時―三時)までには必ず帰ります」「いけない」と、獄卒もさすがに拒絶した。
— 異聞総録・其他 『中国怪奇小説集』 青空文庫
「七月|朔日四更に発す。
— 森鴎外 『伊沢蘭軒』 青空文庫
一首は、わが弟の君が大和に帰られるを送ろうと夜ふけて立っていて暁の露に霑れた、というので、暁は、原文に鶏鳴露とあるが、鶏鳴(四更|丑刻)は午前二時から四時迄であり、また万葉に五更露爾(巻十・二二一三)ともあって、五更(寅刻)は午前四時から六時迄であるから、夜の更から程なく暁に続くのである。
— 斎藤茂吉 『万葉秀歌』 青空文庫
帰宅の後明星の草稾をつくり四更に至る。
— 断腸亭日記巻之五大正十年歳次辛酉 『断腸亭日乗』 青空文庫
と顔をそむけて、「四更、傾月に影を踏んで帰る。
— 乾雲坤竜の巻 『丹下左膳』 青空文庫
――如浄は、夜は二更の三点まで坐禅し、暁には四更の二点より起きて坐禅する。
— 和辻哲郎 『日本精神史研究』 青空文庫
作例 · 標準
四更の鐘が遠くで鳴り響き、江戸の街はようやく静まり返った。
幻辭AI · gemini-3-flash-preview
四更の頃、屋敷に忍び込んだ賊は、誰にも気づかれることなく宝を盗み出した。
幻辭AI · gemini-3-flash-preview
深夜の四更ともなれば、起きているのは夜警の侍か、悩み事を抱えた者くらいだ。
幻辭AI · gemini-3-flash-preview