滞潮
滞潮
名詞
標準
文例 · 用例
そして天気のよい日に十五分間の滞潮を利用して、モスケー・ストロムの本海峡を横ぎって淵のずっと上手につき進み、渦流がよそほどはげしくないオッテルホルムやサンドフレーゼンの近くへ下って行って、錨を下ろすことにしていました。
— A DESCENT INTO THE MAELSTROM 『メールストロムの旋渦』 青空文庫
そこでいつも次の滞潮に近いころまでいて、それから錨を揚げて帰りました。
— A DESCENT INTO THE MAELSTROM 『メールストロムの旋渦』 青空文庫
それでもときどき、滞潮に一分ほど遅れたり早すぎたりしたときには、肝っ玉がひっくり返ったものですよ。
— A DESCENT INTO THE MAELSTROM 『メールストロムの旋渦』 青空文庫
ストロムでいちばんの難所を滞潮のときに通りぬけようというのです。
— A DESCENT INTO THE MAELSTROM 『メールストロムの旋渦』 青空文庫
ストロムの海峡を渡るときにはいつでも、たといどんなに天気の穏やかなときでも、渦巻のずっと上手の方へ行って、それから滞潮のときを注意深くうかがって待っていなければならない、ということはお話ししましたね。
— A DESCENT INTO THE MAELSTROM 『メールストロムの旋渦』 青空文庫
『きっと、私たちはちょうど滞潮の時分にあそこへ着くことになろう、――とすると多少は望みがあるわけだ』と私は考えました。
— A DESCENT INTO THE MAELSTROM 『メールストロムの旋渦』 青空文庫
私どもは滞潮の時刻に遅れたのです。
— A DESCENT INTO THE MAELSTROM 『メールストロムの旋渦』 青空文庫
滞潮の時刻なのです、――が海はまだ台風の名残りで山のような波を揚げていました。
— A DESCENT INTO THE MAELSTROM 『メールストロムの旋渦』 青空文庫