付保
ふほ
名詞動詞-サ変
標準
insurance
文例 · 用例
ところで当のシニョレは、昨年の秋の十月、刑期満了で、宣誓付保釈になり、どこにいるのかわからない。
— 久生十蘭 『悪の花束』 青空文庫
しかしそれが結果する悲運ときたらだ、いやといふほど味はつてゐる。
— 中原中也 『夏と悲運』 青空文庫
便なき幼兒のうたへる歌萩原朔太郎うすらさびしき我が身こそ利根の河原の石ひろひひとり岸邊をさまよひて今日も小石をひろふほど七つ八つとなりにけり
— 萩原朔太郎 『便なき幼兒のうたへる歌』 青空文庫
何れにしても、それは成つてみれば運命の臼の加減といふほかないのであるが、成つてみるまでは人には各々胸の混沌、直観としてのイデエがあるばかりである。
— 中原中也 『青年青木三造』 青空文庫
その他にもトルストイなど少し讀んだが、僕にはどうもぴつたりしないので、記憶に殘るといふほどでもなく、空讀にして通つてしまつた。
— 萩原朔太郎 『初めてドストイェフスキイを讀んだ頃』 青空文庫
なぜならド氏の小説とトルストイとは、氣質的に全く對蹠する別物であり、一を好む者は他を好まず、他を愛する者は一を取らずといふほど、本質的にはつきりした宇宙の兩極であつたからだ。
— 萩原朔太郎 『初めてドストイェフスキイを讀んだ頃』 青空文庫
家苞に參らせん、と思ふほどに、はや出でさせ給ひにければ、と云ひさして、根もとをこなたに向けて、三把ばかり出だしけり。
— 萩原朔太郎 『花あやめ』 青空文庫
その、「二箇のズルフオンアミド基」を有する高級化學療法劑に就いては、かねて新聞廣告に依つても承知してゐたのでありますし、いま自ら購ひ求めて、藥品に添附されて在る一枚の效能書をつくづく眺め、熟讀して、腰の腫物を忘却してしまふほど安心したのであります。
— 太宰治 『知らない人』 青空文庫
作例 · 標準
高額な輸入品を輸送する際には、万が一の海難事故による損害に備えて、必ず海上保険に付保するようにしている。
幻辭AI · gemini-3.1-pro-preview
「この高価な精密機械をリースするにあたって、十分な補償額の動産総合保険に付保されているか契約書を確認してください」
幻辭AI · gemini-3.1-pro-preview
建設工事の契約書には、受注者が工事期間中に発生しうるすべての損害に対して自費で付保することが明確に記載されていた。
幻辭AI · gemini-3.1-pro-preview