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白鼠

しろねずみ
名詞
1
標準
文例 · 用例
おいらは前から知っているが、あの金兵衛という番頭は白鼠で、そんな不埒を働く人間じゃあねえ。
津の国屋 半七捕物帳 青空文庫
青鼠頭魚といひ、白鼠頭魚といふ。
幸田露伴 鼠頭魚釣り 青空文庫
青鼠頭魚は白鼠頭魚より形大にして、其色蒼みを帯び、其性もやゝ強きが如し。
幸田露伴 鼠頭魚釣り 青空文庫
凡そ東京近くにて青鼠頭魚といふものは、春の末夏の初頃より数十日の間、内海の底浅く沙平らかなる地にて漁るものの釣に上るものを指して称へ、また白鼠頭魚とは青鼠頭魚の漁期より一ト月も後れて釣れ初むるものをいふ。
幸田露伴 鼠頭魚釣り 青空文庫
青鼠頭魚に比ぶれば白鼠頭魚はすべて弱※しくして、喩へば彼は男の如く此は女の如しとも云ひつべし。
幸田露伴 鼠頭魚釣り 青空文庫
白鼠頭魚はかく「きゃたつ」に騎るなどといふこと無く、一つ船の中にて親子妹脊打語らひながら釣るべければ、女など伴はんには白鼠頭魚釣りをよしとするとぞ。
幸田露伴 鼠頭魚釣り 青空文庫
小樽へも早々に出かけ、今年はもう融通ができないというのを、大山の白鼠の帳場を待合に生捕り、一週間つきっきりで責めたあげく、資金もやっと借り出して来たのであった。
島木健作 鰊漁場 青空文庫
半時のあいだ眼を閉じておいでなされば、自然にお望みが遂げられます」 李はその通りにしていると、耳のはたには激しい雨風の声がしばらく聞えるようでしたが、やがてその声がやんだので眼を開くと、一匹の大きい白鼠がさきに立って、豕のような五、六匹の鼠がそのあとに従っていました。
剪燈新話 中国怪奇小説集 青空文庫