蒲焼
かばやき
名詞
標準
kabayaki
文例 · 用例
宿の裏の瀦水池で飼つてある鰻の蒲焼も出た。
— 寺田寅彦 『雨の上高地』 青空文庫
宿の裏の瀦水池で飼ってある鰻の蒲焼も出た。
— 寺田寅彦 『雨の上高地』 青空文庫
うなぎの蒲焼(鑵詰)ライスカレー(同上)あずきようかん(同)栗のきんとん(同)ほーじ茶、ココア、角砂糖(斯うたくさんは食えんわい)小包は厳重にして置いて呉れ。
— 附・戦線便り 『陣中日誌(遺稿)』 青空文庫
戦場だからな」「鰻でも取りますか」「それがよかろう」 鰻の蒲焼を註文して、二人は早い夕飯を済ませると、七月の日もかたむいて来た。
— 鬼娘 『半七捕物帳』 青空文庫
「細君がいないので、せっかくおいで下さっても、何のおもてなしも出来ず、ほんの有り合せのものですが、でも、これはちょっと珍らしいものでしてね、おわかりですか、ナマズの蒲焼です。
— 太宰治 『やんぬる哉』 青空文庫
」 お盆には、その蒲焼と、それから小さいお猪口が載っていた。
— 太宰治 『やんぬる哉』 青空文庫
私はすすめられて、ここの奥さんの創意工夫に依るものだというナマズの蒲焼にも箸をつけた。
— 太宰治 『やんぬる哉』 青空文庫
咽から手が出て蒲焼を引摺り込むかと思われた。
— 押川春浪 『本州横断 癇癪徒歩旅行』 青空文庫
作例 · 標準
土用の丑の日になると、近所の鰻屋から香ばしい蒲焼の匂いが漂ってきて食欲をそそられる。
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「今日の夕飯は奮発して、デパ地下でサンマの蒲焼を買ってきたよ」
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秘伝のタレに何度もくぐらせて焼き上げた蒲焼は、身がふっくらとしていて口の中でとろける。
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祖父は昔から、泥臭さを抜いたナマズを蒲焼にして食べるのが一番の贅沢だと言っていた。
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ウィキペディア
蒲焼(蒲焼き、樺焼、椛焼、かばやき)は、身の長い魚を開いて中骨を取り除き、串を打った上で、素焼きしてから濃口醤油、みりん、砂糖、酒などを混ぜ合わせた濃厚なたれをつけて焼く魚料理。照り焼きの1種である。
出典: 蒲焼 — ウィキペディア / CC BY-SA 4.0