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様私

ようわたくし
名詞
1
標準
文例 · 用例
然し後年、左様私が二十一歳の時、旅から帰って見たら、足掛三年ばかりの不在中に一家悉く一時耶蘇教になったものですから、年久しく堅く仕付けられた習慣も廃されて仕舞って、毎朝の務も私を限りに終りました。
幸田露伴 少年時代 青空文庫
然しお人善しのトムさんはやがて泥棒に向つて「お前さん方は商売とはいゝ乍らこの真夜中に御苦労さまの事です、まあご一服唯今お茶を差しあげます、然し皆様私は昨夜戸締りもあんなにしつかりしてをいたのにどこから入つて来ました」かう尋ねました。
童話集 小熊秀雄全集-14 青空文庫
私は、はじめ剣術の稽古をさせられるのではやり切れないとおもつたのであるが、何故かはじめの日以来主人とは顔を合せる機会もなく、呼び出される心配もなく、これでは何処に居る時も同様私は無表情のまゝ頤を撫でゝゐるばかりであつた。
牧野信一 天狗洞食客記 青空文庫
カクメイとは北方に吹く風か…… お釈迦様私はお釈迦様に恋をしました仄かに冷たい唇に接吻すればおゝもつたいない程の痺れ心になりまする。
蒼馬を見たり 蒼馬を見たり 青空文庫
様私が誤りませぬように守ってください。
倉田百三 愛と認識との出発 青空文庫
だって、何だか、はいこれはお父様私たちの花よと云っておく場所がないのだもの、心の中にしか。
一九四一年(昭和十六年) 獄中への手紙 青空文庫
もう一歩進めて、神様私は彼の何を愛して居るのでございましょう。
一九二〇年(大正九年) 日記 青空文庫
詩「お姉様私の頭には詩が一っぱいになりました。
宮本百合子 無題(一) 青空文庫