チルド
チルド
形容詞-語幹
標準
chilled
文例 · 用例
そういう田舎の名づけ親のおじさんの所へ遊びに行ったにんじんが、そこの幼いマチルドと婚礼ごっこをして牧場を練り歩く場面で、あひるや豚や牛などがフラッシで断続交互して現われ、おじさんの紙腔琴に合わせて伴奏をするところも呼吸がよく合って愉快である。
— 寺田寅彦 『映画雑感(3)』 青空文庫
そこの狭い石段から眺めるシャトウ・モウトン・ロスチルドと名づけられた一八六九年のボルドウ酒やロマネー・コンチという一八七〇年のブルガンディ酒やはその名前の罎を見るだけでフランス人の飲食物に対する執拗な愛慾を観察するに役立つ。
— 岡本かの子 『食魔に贈る』 青空文庫
ツルゲーネフの作物、就中『ファーザース・エンド・チルドレン』中のバザーロフなんて男の性格は、今でも頭に染み込んでいる。
— 二葉亭四迷 『予が半生の懺悔』 青空文庫
今もいったツルゲーネフの『ファーザース・エンド・チルドレン』の冒頭を、少々ばかり訳したことなどもあるが、坪内さんに見せたばかりで物にはならなかった。
— 二葉亭四迷 『予が半生の懺悔』 青空文庫
かくのごとく世を患いて身を苦しめあるいは命を落とすものを、西洋の語にてマルチルドムという。
— 福沢諭吉 『学問のすすめ』 青空文庫
これらの挙動をもってマルチルドムと称すべからず。
— 福沢諭吉 『学問のすすめ』 青空文庫
」「先生はよくマッチルド公爵夫人の晩餐にお出になるやうですね。
— 堀口九萬一 『フランソア・コッペ訪問記』 青空文庫
中にはスタンダールなんといふ感激好きの騎士もゐて、メチルドなどいふ夢の観音をでつちあげて、その精神も芸術も常に高められてゐるやうな誇大なことを好んで言ひふらしてゐるのですけど、さうして実は僕もさういふ嘘つぱちな感動を言ひふらすのが好きなんですけど、実際は――君はにや/\笑ひだしてゐるやうですね。
— ――菱山修三へ―― 『かげろふ談義』 青空文庫
作例 · 標準
チルド室でゆっくり解凍することで、肉の旨味成分が逃げ出さない。
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常温では傷みやすい生菓子を、チルド状態で新鮮なまま配送する。
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チルド流通の普及により、地方の特産品を鮮度を保ったまま全国へ届けられる。
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