本話
ほんわ
名詞
標準
文例 · 用例
本話の出処系統 上の三章で長たらしく竜の事を論じたは、それが分らぬ内は秀郷竜宮入りの話中の毎事毎項が分らぬからだ、竜の事はなかなか複雑でとても十分にこの誌上で悉し得ぬが、まず上の三章で勘弁を願うとしてこれからこの話の出処系統論に取り掛ろう。
— 田原藤太竜宮入りの話 『十二支考』 青空文庫
「金のウシの錦の手綱おらも曳きたい、ハアカラメテカラメテ、シッカリカラメテ、掘った手綱はうっかり放すな」というのや、また本話の小松長者の黄金のウシを曳くときに歌わせたのは、「金のウシこに錦の手綱、おらも曳きたい曳かせたい」といったと言います。
— 佐々木喜善 『東奥異聞』 青空文庫
渋谷家現代の話だと上幅派八重畑派などにはこれがないから正統とはいわれぬというが、ただ胆沢郡小山村字大畑鈴木十郎兵衛の家には本話中の山崎杢左衛門が磔刑に架かったときに血潮が飛びかかった身代りの本尊というのがあるという。
— 佐々木喜善 『東奥異聞』 青空文庫
本話中のすじは少々違っている。
— 佐々木喜善 『東奥異聞』 青空文庫
われわれの間にはいま、名称や言葉だけが残っていて、その起原とか由来とかの本話がとんと民間の記憶から忘れられたものが多くあります。
— 佐々木喜善 『東奥異聞』 青空文庫
いつともなく、其が枕となつて、本話に這入つてゐたやうだつた。
— 折口信夫 『寄席の夕立』 青空文庫
速水育三と理学博士清水氏と待合せ、神戸港突堤へ、プレシドン・ドウメル、五月にも一度来たことのある船、バルベ氏が日本話のうまいルキエン氏と共に来り、バアで先づカクテル。
— 昭和十三年 『古川ロッパ昭和日記』 青空文庫