通訳官
つうやくかん
名詞
標準
official interpreter
文例 · 用例
それは、後の自然主義運動に於いて作家としての生長を示した徳田秋声の、この時の作品「通訳官」を見ても、また、小栗風葉の「決死兵」、広津柳浪の「天下一品」、泉鏡花の「外国軍事通信員」等を見ても、その水っぽさと、空想でこしらえあげたあとはかくすべくもない。
— 黒島傳治 『明治の戦争文学』 青空文庫
大体私が通訳官であつた。
— 牧野信一 『文学的自叙伝』 青空文庫
日露戦争に参加して抜群の功績を挙げた露語通訳官の多くは二葉亭の薫陶を受けたものであった。
— 内田魯庵 『二葉亭四迷の一生』 青空文庫
余ら新聞記者画師神官僧侶通訳官は一団となりて棚の中部を占め一方には下士数名あり他の方には上等兵数名ありて余ら一団と相接せり。
— 正岡子規 『従軍紀事』 青空文庫
十日はただ混雑の中に暮れていまだ心も落ちつかぬ内に一人の肥えたる曹長は棚の下に来りて「棚の上の者は皆なここへ下りて列を作れ、新聞記者も通訳官も皆な下れ、上等兵も早く下れ、上等兵からぐづぐづして居つてはいかん、早く早く」と叫びぬ。
— 正岡子規 『従軍紀事』 青空文庫
これ不愉快のもとなりとて牀上を通訳官に譲りわれら一団は公平に土間を取りたり。
— 正岡子規 『従軍紀事』 青空文庫
この通訳官は中途から辞職して帰った者も多かったが、忰は幾らか辛抱強いので、一度かなりな大病をしたのも押して務めて終に、出征軍の凱旋と共に帰朝した。
— 内藤鳴雪 『鳴雪自叙伝』 青空文庫
そのとき通訳官は、「この外人はまことに恐れ入ったしだいであるといい、かく脱帽しておわびを申し上げています、何分にも命だけはお許しを願いたい」 と申し上げる。
— 新渡戸稲造 『自警録』 青空文庫
作例 · 標準
政府要人の会談には、専門の通訳官が同席する。
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国際機関で通訳官として働くのが夢だ。
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通訳官の仕事は、高い語学力と専門知識が求められる。
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