隔絶
かくぜつ
名詞動詞-サ変動詞-他動詞動詞-自動詞頻度ランク #33729 · 青空 143 例
標準
isolation
文例 · 用例
母親は怯えと反抗心から、その後は羽がいの嘴もしっかり胴へ掻き合せた鳥のように、世間というものから殆ど隔絶して、家というものと子供とを、ただその胸へ抱き籠めるような生活態度を執るようになった。
— 岡本かの子 『蝙蝠』 青空文庫
実に地球の東と西とは、詩に於て見るほど著るしく、距離の隔絶を考えさせるものはないのだ。
— 萩原朔太郎 『詩の原理』 青空文庫
母親は怯えと反抗心から、その後は羽がひの嘴もしつかり胴へ掻き合せた鳥のやうに、世間といふものから殆ど隔絶して、家といふものと子供とを、ただその胸へ抱き籠めるやうな生活態度を執るやうになつた。
— 岡本かの子 『蝙蝠』 青空文庫
小説界と映画界とは、そんなに遠く隔絶せられた世界でもない。
— 太宰治 『芸術ぎらい』 青空文庫
そこには、殿様という隔絶された御身分に依る不幸もあったに違いない。
— 太宰治 『水仙』 青空文庫
人間の歴史と隔絶されています。
— 太宰治 『惜別』 青空文庫
その頃の周さんは、あの夏休み直後の、ひやりとするくらいの、へんに底意地の悪いような表情はしなくなっていたが、それでも、何か私たちと隔絶された世界に住んでいる人みたいに、たいていはただあいまいに微笑して、それに就いてまた、あの苦労性の津田氏など気をもんで、「あいつ、どうかしているんじゃないか。
— 太宰治 『惜別』 青空文庫
ああ、悩ましい春―― わたくしは、この世の中から隔絶した寮の住居に感化されて、こんな言葉をひとりでに口の中で呟いて、片手は軽く握って口の欠伸を押え、片手は胸を寛がすために肘をくの字に胸の脇後方へ曲げ拡げて、その悩ましい春の庭前のおとずれを懐かしくも亦切なく自分の気分の中に迎えました。
— 岡本かの子 『生々流転』 青空文庫
作例 · 標準
その小さな村は、豪雪によって外界から隔絶された。
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彼は自分の独特な趣味のせいで、周囲から隔絶されているような孤独感を感じていた。
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その刑務所は離島にあり、囚人たちを社会から完全に隔絶している。
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インターネットの普及により、どんな僻地にいても世界の情報から隔絶されることはなくなった。
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