投降者
とうこうしゃ
名詞
標準
surrenderer
文例 · 用例
もちろん国は違い、境遇も違い(平時でも違うが、現在ではこちらは敗北した国の投降者である!
— ある新聞記者の見た敗戦 『比島投降記』 青空文庫
前に書いた通り、我々は入口のすぐ左手のテントを事務所にしていたので、僕はここを離れず、三時頃までも入口に注意を払っていたが、それらしい投降者はやって来ない。
— ある新聞記者の見た敗戦 『比島投降記』 青空文庫
細谷川の水も草間の小川も、すべてを抱擁してゆく大河のそれのように、頼朝の軍は、行く行く投降者を収めたり、迎え出る郷軍などを加えて、十月の六日、鎌倉へ着いた時は、人家もまばらなそこの漁村や農土を、いちどに人と馬で埋めてしまう程だった。
— 吉川英治 『源頼朝』 青空文庫
「あの山には」 と、関勝は、投降者を見廻しながら訊ねた。
— 吉川英治 『新・水滸伝』 青空文庫
二 この間にも、劉璋を見限って、城中を抜け出す投降者は続出していた。
— 図南の巻 『三国志』 青空文庫
しかし呉の備えは、この方面にも充分だったので、いわゆるお誂え向きな戦態をもってこの好餌をおおい包み、敵の首打つこと無数、投降者約一万を獲た。
— 五丈原の巻 『三国志』 青空文庫
明け方にもまた、大量な投降者があった。
— 新田帖 『私本太平記』 青空文庫
そしてほぼ一昼夜にわたる激戦のはて、多摩野や多摩の川原には、算なき死骸をそのあとに捨てみだし、逆に新田軍は、多くの投降者やまた新たな“馳せ参じ”を容れていたから、その兵力はいよいよ激増をみせていた。
— 新田帖 『私本太平記』 青空文庫
作例 · 標準
敵陣から多数の投降者が出て、戦況は大きく変わった。
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投降者たちは、国際法に基づいて丁重に扱われた。
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最後の投降者が現れて、ようやく戦闘は完全に終結した。
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