人祖
じんそ
名詞
標準
progenitor
文例 · 用例
蛇もまた人祖堕落の時まで駱駝ごとき四脚を具え、人を除けてはエデン境内最も美しい物じゃったが、禁果を偸み食った神罰たちまち至って、楽土諸樹木の四の枝が低れ下り、四つの罪人永く追いやられ、アダムはヒンドスタンに、エヴァはジッダに、蛇はイスパハンに、エブリスはシムナーンに謫居した。
— 蛇に関する民俗と伝説 『十二支考』 青空文庫
人祖ノアが葡萄を植えた処へ天魔来り手伝おうといい、ノア承諾した。
— 猪に関する民俗と伝説 『十二支考』 青空文庫
人祖堕落はアダム、エヴの昔ばかりではなく、我らの心の中に時々刻々行われているのである。
— 西田幾多郎 『善の研究』 青空文庫
幾度か口の中で云つて見て、頭を捻つたり、眉を寄せたりしてから、「人祖この世に罪を得て、」と云ふ句に亞いで、人の子枕す時もなし。
— 石川啄木 『病院の窓』 青空文庫
幾度か口の中で云つて見て、頭を捻つたり、眉を寄せたりしてから、「人祖この世に罪を得て、」と云ふ句を亜いで、人の子枕す時もなし。
— 石川啄木 『病院の窓』 青空文庫
人祖アダムといふ思想はここに根據をもつてゐる。
— 三木清 『人生論ノート』 青空文庫
第二行の「天神人祖一神宮」は祖日根以上に人の頭を混亂せしむる文字の組合せで、結局是も何んとでも附會出來る樣にして置けば差支ない譯であるから、寧ろ讀まないことにして置く。
— 狩野亨吉 『天津教古文書の批判』 青空文庫
ミツ子は、上眼で一人一人祖父ちゃんから、祖母ちゃんへと眺めながら、出来るだけの速さで一どきにそれを頬ばる。
— 宮本百合子 『小祝の一家』 青空文庫
作例 · 標準
この地域に住む人々は、共通の人祖を持つと言われている。
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人類の人祖については、様々な学説が唱えられている。
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彼は自分の人祖を辿るために、家系図を熱心に調べている。
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