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玉込め

たまごめ
名詞
1
標準
文例 · 用例
この小隊長は名を何とかいったが、今向うから長州軍の総督が、これも一小隊ばかりの兵を率いて来るのを見て、我土州で固めている区域へは長州兵は一歩も踏込まさぬもしも踏込むなら打払えといって、隊兵に玉込めをさした。
内藤鳴雪 鳴雪自叙伝 青空文庫
不精巧なれども大砲二門、弾ごめ致してここにある!
国枝史郎 任侠二刀流 青空文庫
火縄銃は弾ごめに時間がかゝる。
坂口安吾 鉄砲 青空文庫
要するに鉄砲なるものは、その最初の射撃をふせぎさへすれば弾ごめの時間に蹂躪できる、といふ結論に達したから、竹束によつて最初の射撃をふせぐ方法をあみだし、防備あれば威力なしと見切りをつけて、鉄砲の使用をやめた。
坂口安吾 鉄砲 青空文庫
弾ごめの間隙をふせぐために鉄砲を三段にわける。
坂口安吾 鉄砲 青空文庫
大炊助が持って来た火縄を取ると、弾ごめして、直ぐそう叫び狂っている甥の姿を狙い澄しているのだった。
第一分冊 新書太閤記 青空文庫
国吉は、念のためと、それに弾ごめして、銃口を地へ向けて一発撃ってみた。
第一分冊 新書太閤記 青空文庫
身をッ――」 そしてはまた、「撃たせて、弾の間合を見、その隙に、飛びこめ」 と、励ましあい、幾人かの犠牲は覚悟の前として、わざと起って、弾雨を浴び、敵の銃手が、次の弾ごめをする瞬間を計っては塹壕へ近づき、ついには坑の中へ飛び込んで、ここに血みどろな土中戦が行われた。
第七分冊 新書太閤記 青空文庫