納まらない
おさまらない
形容詞
標準
feeling grieved
文例 · 用例
そんな譯で伊豆山から歸つてくると、早速家の近くに通ひの球突塲を見つけて、さすがに學校を全くエスするといふほどではなかつたが、一時は學校の歸りに球突塲へ寄つて來ないと虫が納まらないやうな熱中|振だつた。
— 南部修太郎 『文壇球突物語』 青空文庫
ドモ又の命が買いもどせるくらいの罰金を出させなけりゃ、俺たちの腹の虫は納まらないや。
— 有島武郎 『ドモ又の死』 青空文庫
」「あんな気だから納まらないよ。
— 泉鏡花 『黒百合』 青空文庫
そうか言うて、東京のお客様に、あんまりな人も見せられはしませずな、容色が好いとか、芸がたぎったとかいうのでござりませぬとなあ……」「いや、こうなっては、宿賃を払わずに、こちとら夜遁をするまでも、三味線を聞かなきゃ納まらない。
— 泉鏡花 『歌行燈』 青空文庫
一杯では胸の渇きは納まらない。
— 岡本かの子 『ドーヴィル物語』 青空文庫
それだから二人は納まらない。
— 岡本綺堂 『虎』 青空文庫
お常は虎の子の一件を話したが、友蔵の胸は納まらない。
— 岡本綺堂 『虎』 青空文庫
) いよいよ、天麩羅では納まらない。
— 泉鏡花 『白花の朝顔』 青空文庫
作例 · 標準
例句