ぜんまい仕掛け
ぜんまいじかけ異読 ばねじかけ
名詞名詞-の形容詞多音語
標準
clockwork (motor, etc.)
文例 · 用例
ぜんまい仕掛けか何かであろうと思いながら、長助は取られた袂を振り払ってゆく途端に、なにか人のような物を踏んだ。
— 幽霊の観世物 『半七捕物帳』 青空文庫
彼はぜんまい仕掛けの紳士よろしく、巧みなゼスチュアと頭に残らないやうな会話とで、愉しい時間を持つことが出来た。
— 原民喜 『玩具』 青空文庫
いや不思議はない、ぜんまい仕掛け、しかしこの時代では驚異である。
— 国枝史郎 『剣侠受難』 青空文庫
時計塔は、文字盤の直径が二間もある、べらぼうに大きなもので、古風なぜんまい仕掛けだが、余程精巧に出来ていると見え、大地震に会っても、別に狂いも出来ず、現に今でも、人間の背丈程もある太い鋼鉄針が動いているし、時間時間には教会堂の鐘の様な時鐘が鳴り響くのだ。
— 江戸川乱歩 『魔術師』 青空文庫
おもちやですけれども、長さが三メートルもある大きな物で、ぜんまいじかけのきかいがついてゐて、ねぢをまいて水に浮かべると、ひとりでに動き出すのです。
— 豊島与志雄 『ふしぎな池』 青空文庫
きっと、ぜんまいじかけであるくようになっているのでしょうが、それにしても、なんてじょうずにあるくのでしょう。
— 江戸川乱歩 『ふしぎな人』 青空文庫
ぜんまいじかけであるくのさ。
— 江戸川乱歩 『ふしぎな人』 青空文庫
やっぱりぜんまいじかけなんだよ。
— 江戸川乱歩 『ふしぎな人』 青空文庫
作例 · 標準
このアンティークのオルゴールは、ぜんまい仕掛けで懐かしい音色を奏でる。
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ぜんまい仕掛けでトコトコ歩くブリキのオモチャを見ていると、心が和む。
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電池もモーターもない時代、人々はぜんまい仕掛けの精密なからくり人形に驚嘆した。
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