例のごとく
れいのごとく
表現副詞
標準
as always
文例 · 用例
」 加藤君が例のごとく始めました。
— 国木田独歩 『号外』 青空文庫
「号外」、なるほど加藤男の彫像に題するには何よりの題目だろう、……男爵は例のごとくそのポケットから幾多の新聞の号外を取り出して、「号外と僕に題するにおいて何かあらんだ。
— 国木田独歩 『号外』 青空文庫
私は例のごとく頂上に登って、やや西に傾いた日影の遠村近郊をあかく染めているのを見ながら、持って来た書物を読んでいますと、突然人の話し声が聞こえましたから石垣の端に出て下を見おろしました。
— 国木田独歩 『春の鳥』 青空文庫
さて治療となると例のごとく娘が背後から抱いていたから、脂汗を流しながら切れものが入るのを、感心にじっと耐えたのに、どこを切違えたか、それから流れ出した血が留まらず、見る見る内に色が変って、危くなった。
— 泉鏡花 『高野聖』 青空文庫
机の上を見ると、教科書用の書籍そのほかが、例のごとく整然として重ねてある。
— 国木田独歩 『非凡なる凡人』 青空文庫
彼は例のごとくいとも快活に胸臆を開いて語った。
— 国木田独歩 『非凡なる凡人』 青空文庫
『昨日はあのいい天気だからいつものように出かけて例の森、僕はまだあそこは画いたことがないからどうせろくなものはできまいが、一ツ試みて見ようと、いつもの細い径を例のごとく空想にふけりながら歩いた。
— 国木田独歩 『郊外』 青空文庫
宵に来て、例のごとく河岸まで送られて十二時過に帰った時は、夢にもこうとは知らなかった。
— 泉鏡花 『日本橋』 青空文庫
作例 · 標準
彼は例のごとく、会議の席で一人だけ的外れな意見を述べていた。
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週末の繁華街は、例のごとく若者たちでごった返していた。
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その政治家は、スキャンダルが発覚しても例のごとく「記憶にない」と繰り返すばかりだった。
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