何時までも
いつまでも
副詞
標準
forever
文例 · 用例
「それは好いが君、君その指の繃帯は如何した」「一寸ナイフで切りましたから……」「S子は今内にゐませんから夕方いらつしやい……」 さう言つて二人は別れたが、彼にはその従兄の言葉が何時までも問題になつた。
— 中原中也 『分らないもの』 青空文庫
汽車はゴーツといつて、青い青い雪の原を、何時までも停まらず走り続けました。
— 中原中也 『夜汽車の食堂』 青空文庫
尤もどの画家でも相当な人ならばある程度まではそういう事を考えぬ人は無いかもしれないが、しかしそう考えるばかりで何時までも同じ谷間の径路を往復しながら対岸の自然を眺めているのでは到底駄目であろう。
— 寺田寅彦 『津田青楓君の画と南画の芸術的価値』 青空文庫
そして何時までも安心したりおさまったりする事なしに、何時までも迷って煩悶して進んで行く事を祈るものである。
— 寺田寅彦 『津田青楓君の画と南画の芸術的価値』 青空文庫
永遠といふものの力が自分のからだを外にしても斯うして空と地上とに何時までもある。
— 萩原朔太郎 『月に吠える』 青空文庫
」 「石松の奴が今に帰るかと思って……」 「そうかい……妾もね、あんな親不孝な伜だけれど、今夜の様に何時までも帰りが遅いと、つい心配になってね」 「おばさん、まあお這入ンなさいよ」 「有難う。
— 山中貞雄 『森の石松』 青空文庫
そしてそいつは、その後、そして何時までも、人々から「恐怖」と呼ばれてゐた。
— ライネル・マリア・リルケ Rainer Maria Rilke 『「マルテ・ロオリッツ・ブリッゲの手記」から』 青空文庫
私は退院と云ふ明るい氣持もすつかり失つて、カアテンの締まつてゐたその窓を何時までもぢつと眺めてゐた。
— 南部修太郎 『病院の窓』 青空文庫
作例 · 標準
いつまでもくよくよ悩んでないで、さっさと謝りに行きなよ。
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祖父の形見の万年筆は、いつまでも私の宝物として大切に引き出しにしまってある。
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あの二人は、いつまでも子供みたいな些細なことで意地を張って喧嘩ばかりしている。
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窓辺に飾った花がいつまでも枯れないように、毎日丁寧に水替えと手入れをしている。
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