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麟板

麟板
名詞
1
標準
文例 · 用例
この動作をもっとも強く助勢するは蛇の腹なる多くの横|濶い麟板で、その後端の縁が蛇が這いいる場面のいかな微細の凸起にも引っ掛かり得る。
蛇に関する民俗と伝説 十二支考 青空文庫
この麟板は一枚ごとに左右一対の肋と相伴う。
蛇に関する民俗と伝説 十二支考 青空文庫
それは只今言った通り蛇の腹の多数の麟板の後端が格子の木の外面にある些細な凸起に鈎り着いて、蛻を損せずに尾を持って引き出し得ぬと判り、格子の外なりし頭を手に入れその方へ引くと苦もなく皮を全くし獲れた。
蛇に関する民俗と伝説 十二支考 青空文庫
無心の蛻すらかくのごとくだから、活きた蛇が穴中に曲りその腹の麟板が多処に鈎り着き居るを引き出すは難事と見え、『和漢三才図会』に、穴に入る蛇は、力士その尾を捉えて引くも出ず、煙草脂を傅くれば出づ。
蛇に関する民俗と伝説 十二支考 青空文庫
やむをえず鉄器もてその穴を揺り広げやっと捉え得とあるも似た事だが、蜥蜴の腹の麟板は、物に鈎る端を具えぬから、此奴はその代り四足に力を込めてその爪で穴中の物に鈎り着くのであろう。
蛇に関する民俗と伝説 十二支考 青空文庫