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御用商人

ごようしょうにん
名詞
1
標準
purveyor (to the government or Imperial Household)
文例 · 用例
日本が出兵していたころ、御用商人に早変りして、内地なら三円の石油を一と鑵十二円で売りつけた。
黒島伝治 国境 青空文庫
目かくしをされた馬は、鼻から蒸気を吐き出しながら、おとなしく、御用商人が出てくるのを待っていた。
黒島伝治 青空文庫
二 親爺のペーターは、御用商人の話に容易に応じようとはしなかった。
黒島伝治 青空文庫
御用商人は頬から顎にかけて、一面に髯を持っていた。
黒島伝治 青空文庫
御用商人は、彼をだましたのだ。
黒島伝治 青空文庫
維新前には多くの土蔵を建て列ね、数頭の馬車を貯えて、江戸の諸大名の御用商人を勤めて居た。
岡本かの子 かやの生立 青空文庫
S署の玄関の石段を、固い姿勢で豹吉は登って行った――と、作者は書いたが、たしかに警察署の玄関へはいって行くことは、署員か御用商人か、新聞記者か、それとも警察の関係者以外にとっては、何か薄気味悪いものである。
織田作之助 夜光虫 青空文庫
山城屋宗右衛門のその一瞥で、屋敷の隅々までも見透すほどの鋭い眼光は、彼が江戸諸大名の御用商人として、一代に巨万の富をかち得た偉れた彼の商魂によつて磨き出されたものである。
岡本かの子 老主の一時期 青空文庫
作例 · 標準
その商家は江戸幕府の御用商人として、代々にわたって莫大な富を築き上げた。
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御用商人の特権を背景に、彼は江戸市中の商圏を一気に拡大させていった。
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歴代の店主は、御用商人としての誇りと顧客からの信頼を大切に守ってきた。
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