十一
じゅういち異読 ジュウイチ
名詞
標準
rufous hawk-cuckoo (Hierococcyx hyperythrus)
文例 · 用例
カヤリの煙がユラユラと壁に映つて、十一時頃であり、そのうちまた出掛けさうな気配にもなつたりして、時は刻々に過ぎつゝあつた。
— 中原中也 『思ひ出す牧野信一』 青空文庫
第九、十、十一、十二行。
— ――人と海―― 『海の詩』 青空文庫
陳述、私は明治四十年四月の末に生れ、その年十一月三日に郷里を母と母方の祖母と三人で立ち、四日乗船、六日大連着、そこで父に出迎へられ、(その父も今は亡き数、――安らかなれかし!
— ――世の母びと達に捧ぐ―― 『一つの境涯』 青空文庫
所詮は、十一月の曇つた午後に、風が往来の砂塵を巻きあげてゐるやうなもんだと、僕の、心はともかく肉体は、左様に今はや観念してゐるやうな具合だ。
— 中原中也 『私の事』 青空文庫
朝十一時に目が覚めた。
— 中原中也 『我が生活』 青空文庫
三時半から、夜の十一時近くまで、食事は取れないといふことになつたが、煙草を吸つて、水を飲んでれば、今日一日くらゐなんでもないと思ひながら電車に乗つた。
— 中原中也 『我が生活』 青空文庫
千九百十七年十一月九日郷里にて萩原朔太郎
— 愛の詩集の終りに 『愛の詩集』 青空文庫
あなた是非に参る、と、話のお土産』など言いながら、後ではいつも少し凋れて『しかしあなたの帰り、十時、十一時となります。
— 室生犀星と佐藤春夫の二詩友を偲びつつ 『小泉八雲の家庭生活』 青空文庫
作例 · 標準
初夏の山の中で、「ジュウイチ、ジュウイチ」という十一の独特な鳴き声が響き渡った。
幻辭AI · gemini-3-flash-preview
バードウォッチングに出かけた彼は、運良く枝に止まっている十一を双眼鏡で捉えた。
幻辭AI · gemini-3-flash-preview
十一はカッコウの仲間で、他の鳥の巣に卵を産む托卵という習性を持っている。
幻辭AI · gemini-3-flash-preview