鼓舞激励
こぶげきれい
名詞
標準
encouragement
文例 · 用例
僕がわが師と仰いでいる人の中で、先生こそは最も僕を感激せしめ、僕を鼓舞激励して下さった一人であった。
— 太宰治 『惜別』 青空文庫
同志小林の功績は、実にプロレタリア文学運動におけるその如き党派性、その如き科学性の確立のために、決議の作成へまで発展的にしかも飽くまで厳密にわれわれを批判し、鼓舞激励したところにこそあるのである。
— ――決議によせて―― 『前進のために』 青空文庫
民主主義文学者が労働階級の文化・文学を要望するあまり、現実の発展してゆくこまかい足もとをとばして、過去と現在の積極的文化・文学の業績の吸収と消化なしに新しい文学が生れうるかのような鼓舞激励を与えることは、かえって、地道な新しい文学の創造力の歩みだしを戸まどいさせる。
— ――創造と評論活動の問題―― 『両輪』 青空文庫
森戸文相はあらゆる民主的団体および八〇万人に及ぶ一般両親、K・M・Kその他理解ある議員達の鼓舞激励によって大蔵省と根気強い交渉をつづけた。
— 宮本百合子 『今日の日本の文化問題』 青空文庫
などというが、この自己本位の世の中に、われわれは彼らに対してどれほどの鼓舞激励を与えているか。
— 茶の本 『茶の本』 青空文庫
世界のいづれの国でも、劇作家は劇場のために作品を書くのが原則で、その上演はもちろんつねに保証されてゐるわけではないが、少くとも、上演の可能性が作家を鼓舞激励して創作活動に向はせる仕組みになつてゐる。
— 岸田國士 『劇文学は何処へ行くか』 青空文庫
われわれ年輩のものも、「ひとり」で置いておくと、互ひに四十、五十ともなれば「年とつた」感慨無きにしも非ず、ところが露伴先生のやうな大存在をかたはらにして思ふと、ほんの小僧つ子の、「これからだぞ」といふ式の「勇気」を鼓舞激励されるのは、錯覚かもしれないが、必ずしも間違ひではない。
— 木村荘八 『東京の風俗』 青空文庫
自分のことを云つてをかしいけれども、例へば己れを凧に譬へれば、それがどうやら順風に揚がつてゐる時、思ひ切り糸のダマを出して凧々揚がれ揚がれと地上から鼓舞激励された――これを批評の本質とす――ぼく自身のおぼえは、他ならぬ鏑木先生から受けたものであつた。
— 木村荘八 『鏑木さん雑感』 青空文庫
作例 · 標準
監督の鼓舞激励の言葉が、試合に負けかけていた選手たちに再び勇気を与えた。
幻辭AI · gemini-2.5-flash
困難な状況でも、上司の鼓舞激励があったからこそ、私たちはプロジェクトを成功させることができた。
幻辭AI · gemini-2.5-flash
彼女は、友達が悩んでいるときにはいつも温かい鼓舞激励のメッセージを送っている。
幻辭AI · gemini-2.5-flash