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乱倫

らんりん
名詞-の形容詞名詞
1
標準
(sexually) immoral
文例 · 用例
諸子は其多数が比々として表白しつゝある不浄と敗亡と乱倫とを如何せんとするや。
石川啄木 閑天地 青空文庫
というのは、今の泄冶がもし眼前の乱倫に顰蹙して身を退いたとすれば、なるほど彼の一身はそれで良いかも知れぬが、陳国の民にとって一体それが何になろう?
中島敦 弟子 青空文庫
下層社会の者は、革命と云えば、人殺し泥棒勝手次第という意味に考えるのと同様に、上流社会の人々は、平民的と云えば、不義乱倫自由自在と解釈するのは止むを得ないかも知れぬ。
夢野久作 東京人の堕落時代 青空文庫
あたら青春の血潮を如何ともすることが出来ず、こうしてだんだん男達と接触する中に乱倫の道に陥ち込んだ。
金史良 天馬 青空文庫
相変らずの色奉公、妻は妾、俺は男妾、乱倫無慙の生活が、次から次と行われた。
国枝史郎 神州纐纈城 青空文庫
梅の実の熟する時、鵜飼の鵜さえ接がう時、「お手討ちの夫婦なりしを衣更え」不義乱倫の行ないさえ、美しく見える時であった。
国枝史郎 柳営秘録かつえ蔵 青空文庫
汗と脂と血と乱倫と悖徳でこね返す泥まぶれ――だが何処かゝら、団七の持つ無知にして清浄なものが、すべての道徳を蹴飛して、更に深い人道の涙に人を嗚咽せしめるやうに流れて来る。
折口信夫 夏芝居 青空文庫
「田沼め今夜は機嫌上々はしゃいでいるということであれば、将軍家への悪虐は平賀源内や、二人の医師に任せて置いて、己はあちこちの建物へ行き、阿諛の輩と一つになり、乱倫の真似するであろう、そこを狙って、そこを狙って……」「行列曲がりましてござります」 この時熊太郎がそういった。
国枝史郎 血煙天明陣 青空文庫
作例 · 標準
その新興宗教の教団内部では、教祖による乱倫な行為が日常的に行われていたという元信者の証言が飛び出した。
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昼ドラも顔負けの複雑で乱倫な人間関係が渦巻く一族の遺産相続争いが、週刊誌で大々的に報じられている。
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彼は表向きは真面目な教育者を装っているが、裏では乱倫な生活を送っているという黒い噂が絶えない。
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