道心堅固
どうしんけんご
名詞形容動詞
標準
being of firm (unshakable) faith and strict practice
文例 · 用例
その増上寺に、年少な美僧で道心堅固な俊才のが一人あった。
— 泉鏡花 『日本橋』 青空文庫
たといその種のごく食べ物がよろしい太り肉の若いお後室さまが、いかにりりしく美しい筋肉の引き締まった若い侍をお好物であったにしても、そういうことが神代ながらの因果な約束であったにしても、わが道心堅固なるむっつり右門においては、そんな心で彼女に向かい目もとの微笑をほころばしたのではなかったからです。
— 青眉の女 『右門捕物帖』 青空文庫
聖アントニウスはあの通りの道心堅固な生涯を送りながら、猶側の人の目に見える迄性慾の煩悶に陥つてゐた。
— 大正五(一九一六)年 『茶話』 青空文庫
道心堅固でない者が仏の道に入るのは、却って罪に落ちる恐れがある。
— 正宗白鳥 『軽井沢にて』 青空文庫
あの方がどんなに道心堅固でもかまわぬ、一度お訪ねして思いのたけだけでもいい、聞いて頂こう」 思い立つと、矢も楯もたまらぬ女心であった。
— 第十巻 『現代語訳 平家物語』 青空文庫
踊も上手、女振りも非凡、世辭愛嬌も申分なく、それよりも男を惹きつける、不思議な魅力があつて、この女に接近する者は、どんなに道心堅固でも、最後には他愛もなく捕虜にされ、金も精氣も※ひ盡されて、蜘蛛の巣に掛つた羽虫のやうに、カラカラになつて投り出されるのだと言はれて居ります。
— 用心棒 『錢形平次捕物控』 青空文庫
一つ物好きのようだが、道心堅固に行い済した、目黒の尼を還俗さして、お客のような妾のような、奉公人のような内儀のような、――そんな扱いをして、うんと高い給金を出して可愛がってやろう。
— 人違い殺人 『銭形平次捕物控』 青空文庫
道心堅固で、戒律のやかましい連中ばかりなんだな、白状をすれば……。
— 上 『カラマゾフの兄弟』 青空文庫
作例 · 標準
彼は道心堅固な僧侶として、多くの信者から尊敬を集めている。
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どんな誘惑にも負けない道心堅固な精神は、修行によって培われる。
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道心堅固な人は、目標達成のために努力を惜しまない。
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