差しで
さしで
表現
標準
face to face
文例 · 用例
アンタと差しで祝い酒を飲もうてや」「そりゃあ済まん。
— ――博多名物非人探偵 『狂歌師赤猪口兵衛』 青空文庫
ギャルソンに註文を誂えた後のむす子は画家らしい虚心で、批評的の眼差しで、柱の柱頭に近いところに描いてある新古典派風の絵を見上げていた。
— 岡本かの子 『母子叙情』 青空文庫
かの女は儚い幻影に生ける意志を注ぎ込むような必死な眼差しで、これ等の人々を見渡した。
— 岡本かの子 『母子叙情』 青空文庫
」といいさして優美に腰を浮かせると、新子が眼のやりばにこまったほど、色っぽい眼差しで、夫君を見おろして、「じゃ、貴君、私は行って参りますから。
— 菊池寛 『貞操問答』 青空文庫
だから、右門も涼みがてらにゆかたがけかなんかで出かけそうに思われましたが、しかし出てきた姿を見ると、昼のままの長いやつをおとし差しです。
— なぞの八卦見 『右門捕物帖』 青空文庫
」 まったく、これはどう考えたっておそすぎますが、そこへちょうど、町方見まわりの者たちが変をきいて駆けつけたものでしたから、右門はあとの始末を託しておくと、例のおとし差しで足を早めたのは、わが八丁堀の住まいです。
— なぞの八卦見 『右門捕物帖』 青空文庫
見送りながら、名人は道の途中で自身番に立ち寄り、河童の権の始末を託しておくと、胸中そもなんの秘策があるのか、意気な雪駄に落とし差しで、ただ一人ゆうゆうと八丁堀へ道をとりました。
— へび使い小町 『右門捕物帖』 青空文庫
その上に着流し雪駄ばき落し差しで、駕籠にも乗らずにふわりふわりと膝栗毛なのです。
— 日光に現れた退屈男 『旗本退屈男 第八話』 青空文庫
作例 · 標準
私たちは差しで酒を飲みながら、会社の未来について語り合った。
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彼はいつも差しで勝負することを望んでいた。
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社長と差しで話す機会が与えられた。
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