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日向ぼこ

ひなたぼこ
名詞
1
標準
basking in the sun
文例 · 用例
その湿めらへる声の中覇王樹の蔭に蹲みて日向ぼこせる洋館の病児の如く泣くもあり。
北原白秋 東京景物詩及其他 青空文庫
なにかわびしき日向ぼこ物の穂などもはかなさよ。
北原白秋 海豹と雲 青空文庫
あたたかにうち黄ばむ写真屋の古きならびは、半盲目の病児らの日向ぼこをば見るごとく、掲げたる鈍き写真のうちにくはせ者の女役者の顔のみ白く、罎ならぶ※のそば、露台にダアリヤの花ただひとつ赤けれども、なべてみな色もなし、入口の静かなる空椅子のうへに、みよりなき黒猫ぞひとりまた背を高めたる。
北原白秋 浅草哀歌 青空文庫
謹んで慮かるに神の御恵洽かりし太古創造の時代には人間無為にして家業といふ七むづかしきものもなければ稼ぐといふ世話もなく面白おかしく喰て寝て日向ぼこりしてゐられたものゝ如し。
三文字屋金平 為文学者経 青空文庫
超絶哲学者の猫が、軒端で日向ぼこりをしながら、どんな思索にふけっていようと、また新聞記者の雀が、路次裏で見た小さな出来事をどんなに大げさに吹聴していようと、彼はそんなことには一向頓着しない。
薄田泣菫 艸木虫魚 青空文庫
足下は、街中で咳をして足下の飼犬の日向ぼこりを驚かしたと言うて、或男と鬪爭をした。
ROMEO AND JULIET ロミオとヂュリエット 青空文庫
室生氏は毎日日向ぼこりをして、もつと病人の多い国はないものかなどと考へてゐた。
大正十一(一九二二)年 茶話 青空文庫
澄太君、腹いつぱい食べて、裏で野糞を垂れて、日向ぼこしてうつらうつら、全澄太発揮!
種田山頭火 其中日記 青空文庫
作例 · 標準
縁側に座って、お茶を飲みながらのんびりと日向ぼこを楽しむ。
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冬の貴重な晴れ間に、お年寄りたちが公園に集まって日向ぼこをしていた。
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「今日はいいお天気だし、少し外に出て日向ぼこでもしてこようかな」
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日向ぼこ(ひなたぼこ) — 幻辞.com