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芽球

がきゅう
名詞
1
標準
gemmule
文例 · 用例
こうしてじぶんたちは、すっぽかされて、青|坊主にされて帰るのだと思うと、松吉は、日ぐれの風がきゅうに、かりたての頭やえり首に、しみこむように感じられました。
新美南吉 いぼ 青空文庫
園は部屋の中がきゅうに明るくなったように思った、おぬいさんが遠い所に坐っているように思った。
有島武郎 星座 青空文庫
じくじくと考えている彼の眼がきゅうに輝きだして、湯気を立てんばかりな平べったい脂手が、空を切って眼もとまらぬ手真似の早業を演ずる。
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その時尋常四年生の教室――それは壁一重に廊下を隔てた所にあるのだが――がきゅうに賑やかになって、砂きしみのする引戸を開くとがやがやと廊下に飛びだす子供らの跫音がうるさく聞こえだした。
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するとそこで柿江は自分の顔がきゅうにあつくなって、酔った時のように赤らんだのを感じた。
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玄関に来て帰りの挨拶をしかけると、新井田氏がきゅうに思いついたように、ちょっと待ってくれといってそそくさと奥にはいっていった。
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と、光のない真黄色な灯がきゅうに大きくなって、ホヤの内部を真黒にくすべながら、物の怪のように燃え立った。
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しかしそう決心すると同時に、園は心臓がきゅうに激しく打ちだして、顔が火照るまでに慌ただしい心持になっていた。
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作例 · 標準
淡水カイメンは冬が近づくと、過酷な環境を生き延びるために体内に芽球を形成する。
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顕微鏡で観察したところ、芽球の表面には身を守るための特徴的な骨片が見て取れた。
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春になり水温が上がると、川底に沈んでいた芽球から再び新しい組織が再生し始める。
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2
標準
blast (cell)
作例 · 標準
血液検査の結果、本来は骨髄にあるべき芽球が末梢血中に確認され、精密検査が必要となった。
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白血病の診断において、骨髄内を占める異常な芽球の割合は治療方針を左右する重要な指標だ。
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抗がん剤治療を開始してから数週間、増殖していた芽球の数は徐々に減少へと向かった。
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