鋳出す
いだす
動詞
標準
文例 · 用例
典書書体と呼ばれるこのタイプの活字を用意するにあたって、グーテンベルクはアルファベットそれぞれの大文字と小文字を鋳出すだけですませてはいません。
— 富田倫生 『本の未来』 青空文庫
雁金がリアリズムの見地でリアルであるかないかは、彼にとって問題でなく、作者が自分の主張の代人である久内を自由人として鋳出すに必要なワキ役のタイプとしていかす必要にだけ腹をすえて、雁金も山下も、妻、初子すべてを扱っている。
— 宮本百合子 『一九三四年度におけるブルジョア文学の動向』 青空文庫