幻辞.com

黒焦げ

くろこげ
名詞-の形容詞名詞
1
標準
charred
文例 · 用例
わしとも少し強く握手すればまあ黒焦げだね。
宮沢賢治 月夜のでんしんばしら 青空文庫
女中も一荷背負つてくれようとする處を、其處が急所だと消口を取つた處から、再び猛然として煤のやうな煙が黒焦げに舞上つた。
泉鏡太郎 露宿 青空文庫
黒焦げ死体はその二三間先にもあった。
田中貢太郎 死体の匂い 青空文庫
黒焦げになった死体があっちこっちに散らかっていた。
田中貢太郎 死体の匂い 青空文庫
溺死人のように脹れあがった者、腐った魚のように半身がどろどろになった者、黒焦げになった者、そうした死体が二町四方もあろうと思われる所を掩うて見えた。
田中貢太郎 死体の匂い 青空文庫
その被服廠跡と電車通りとを隔てた溝の中は、幾百幾千とも判らない、目刺鰯の束を焼いたようになった黒焦げの死体で埋まっていた。
田中貢太郎 死体の匂い 青空文庫
それよりはむしろ、半ば黒焦げになった一握りの麦粒のほうがはるかに強く人の心を遠い昔の恐ろしい現実に引き寄せるように思われた。
寺田寅彦 旅日記から(明治四十二年) 青空文庫
(大正十二年九月、渋柿)       * 震災の火事の焼け跡の煙がまだ消えやらぬころ、黒焦げになった樹の幹に鉛丹色のかびのようなものが生え始めて、それが驚くべき速度で繁殖した。
寺田寅彦 柿の種 青空文庫
作例 · 標準
魚焼きグリルに放置したパンが黒焦げになった。
幻辭AI · gemini-2.5-flash
地震で家屋が黒焦げになる被害が出た。
幻辭AI · gemini-2.5-flash
彼のジョークはいつも黒焦げになるくらい寒すぎる。
幻辭AI · gemini-2.5-flash