薙山
薙山
名詞
標準
文例 · 用例
草薙山の方に近い密林の中に、早春の雄鹿が嬉々と鳴く。
— 佐藤垢石 『雪代山女魚』 青空文庫
殊に、鹿は日光の二荒山、赤薙山、太郎山、明神岳あたりを中心とした連山で晩秋の交尾期が去って雪を迎えた頃とれたものを随一と伝えられたから、私は正に鹿の絶醤に恵まれたわけである。
— 佐藤垢石 『食指談』 青空文庫
日光の町から馬返へ行く途中、眉を圧して聳え立つ女貌山や赤薙山の姿が、或は開けた谷間の奥に、或は繁った黒木の森の上に、電車の進行に連れて忙しく右手の窓から仰がれる。
— 木暮理太郎 『秋の鬼怒沼』 青空文庫
一時高薙山への分岐点。
— 木暮理太郎 『秋の鬼怒沼』 青空文庫
間もなく高薙山へ続く尾根との分岐点に出る。
— 木暮理太郎 『秋の鬼怒沼』 青空文庫
雑誌『太陽』の第二巻第十二号の地理欄に、当時学士であった山崎博士の「飛鳥山頭の眺望」と題する文が載せてあって、中に田端から遠望した「赤城山から日光の赤薙山まで」の略図と、赤羽台続きの袋村の崖頭から見た「浅間山から赤城山まで」の略図とが挿入してある。
— 木暮理太郎 『望岳都東京』 青空文庫
其右の二山は刈込湖の西に聳ゆる二千二百三十二米の峰と、其西の二千二百八十米の圏を有する峰とに相違あるまい、従って更に其右に見ゆる一峰を高薙山と断定したのであるが、自分は此山の形に就ては何等の知識も有していないから、多少怪しいものだとは思っている。
— 木暮理太郎 『望岳都東京』 青空文庫
高薙山 (二一八〇) 下野塩谷郡 凌雲閣。
— 木暮理太郎 『望岳都東京』 青空文庫