良夜
りょうや
名詞
標準
moonlit night
文例 · 用例
この夜は月|冴えて風清く、野も林も白紗につつまれしようにて、何ともいいがたき良夜であった。
— 国木田独歩 『武蔵野』 青空文庫
されば今夜六月の良夜なりとはいへ、遠いい物音が、心地よく風に送られて来るとはいへ、なにがなし悲しい思ひであるのは、消えたばかしの鉄橋の響音、大河の、その鉄橋の上方に、空はぼんやりと石盤色であるのです。
— 亡き児文也の霊に捧ぐ 『在りし日の歌』 青空文庫
打ちつゞく惡鬼ばらひ、屋を壓する黒雲をぬぐつて、景氣なほしに「明月」も、しかし沙汰過ぎるから、せめて「良夜」とでも題して、小篇を、と思ふうちに……四五人のお客があつた。
— 泉鏡太郎 『十六夜』 青空文庫
良夜 唐の玄宗、南の方に狩す。
— 泉鏡太郎 『唐模樣』 青空文庫
それ、放たれたる女は、蜀道の良夜にあり。
— 泉鏡太郎 『唐模樣』 青空文庫
良夜1月の夜のよう枯れし白樺なる。
— 北原白秋 『海豹と雲』 青空文庫
珠数工の夜良夜よい花は空気をおくる。
— 北原白秋 『第二海豹と雲』 青空文庫
良夜鮮麗なは良夜の一二等星。
— 北原白秋 『第二海豹と雲』 青空文庫
作例 · 標準
虫の音が響き渡り、空にはまん丸の月が浮かぶ、まさに秋の良夜ですね。
幻辭AI · gemini-3.1-pro-preview
昨晩は雲一つない良夜だったので、庭に椅子を出して一晩中星を眺めていた。
幻辭AI · gemini-3.1-pro-preview
こんな美しい良夜に一人でお酒を飲むなんて、少し贅沢すぎる気もするな。
幻辭AI · gemini-3.1-pro-preview