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仕口

しくち
名詞
1
標準
method
文例 · 用例
宮を造ればツギ手や仕口にオレも気附かぬ工夫を編みだしたこともあるし、仏像を刻めば、これが小僧の作かと訝かしく思われるほど深いイノチを現します。
坂口安吾 夜長姫と耳男 青空文庫
金吾はそこに居竦んでいる腰元を見て苦笑し、手まねで給仕口から出てゆかせた。
山本周五郎 若殿女難記 青空文庫
――そして間もなく、湯殿の中でかたりと音がした、給仕口の戸が開いて閉ったように聞える。
山本周五郎 若殿女難記 青空文庫
この辺の植物景観が関東平野のそれと著しくちがうのが眼につく。
寺田寅彦 静岡地震被害見学記 青空文庫
前夜の雨に洗はれた道の上には黄褐紫色樣々の厚朴の落葉などが美しくちらばつてゐた。
寺田寅彦 伊香保 青空文庫
(明治四十年十月二十六日『東京朝日新聞』)         二十六      風向と漁業 英国南西部の海岸で年々にとれる魚の総数を漁夫の数に割り当てて統計してみると、漁夫一人の漁する数が年によって著しくちがう。
寺田寅彦 話の種 青空文庫
けれども君と千家とは、そのナイーヴさの特色に於て、非常にまた著るしくちがつたものが感じられる。
萩原朔太郎 室生犀星に與ふ 青空文庫
その新たに延びた部分だけが際立って生々しく見え、上の方の煤けた色とは著しくちがっているのであった。
寺田寅彦 小さな出来事 青空文庫
作例 · 標準
熟練の宮大工は、釘を使わずに複雑な仕口だけで頑丈な建物を造り上げる。
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この家具の接合部分に使われている仕口は、伝統的な意匠が美しい。
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木材同士を強固に繋ぐためには、正確な仕口の加工が不可欠だ。
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